カテゴリー: 日記

  • 新村則人さんの個展「海と山と新村則人」にお邪魔してきました。

    先週はギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催中の新村則人さんの個展「海と山と新村則人」に遊びに行かせてもらいました。

    新村デザイン事務所サイトとブログ
    新村則人さんのTwitterアカウント

    新村さんは、ご存知の方が多いかとは思いますが、WWFや無印良品などの広告を手掛けるアートディレクターで、国内・国際的な賞をいくつも受賞されているとても凄い方。
    なぜ僕と接点が?というと、広島在住の写真家である父と新村さんが御友人であるというのがきっかけで、今回の個展のタイミングが重なりようやくご挨拶できる機会を。

    [新村さんの作品の前で記念撮影]
    IMG_0237

    会場では贅沢なことに、新村さん直々に会場の作品ひとつひとつの解説をもらいながら拝覧。以下、ご紹介と自分なりに解釈した印象など。

    入り口である1階では「」がテーマで、新村さんの故郷である山口県の浮島の周辺を題材にした、全方位の大きな写真に囲まれるインパクト大の作品がお出迎え。中心には今では現地でもあまり目にすることが無くなったという『木製の小舟』に液晶ディスプレイを使った、水産の危機に対するメッセージが込められた映像作品を展示。
    新村さんの作品には一貫して「自然」という共通のメッセージがあるとのことですが、その中でもこの作品は「故郷」に対する思いとか、故郷で目にしてきた風景のリアルな転写というものを感じました。

    場所変わって地下フロアでは「」がテーマ。手がけられてきたWWFや無印良品キャンプ場、新潟県のお仕事での作品が展示。
    共通テーマの「自然」に加えて、自然破壊に対するストレートなメッセージや、広告としてのオーディエンスを「おっ?」「なんぞ?」と興味付ける工夫などが伝わる作品で囲まれていました。

    自分はアートやデザインを生み出すことは苦手なのですが、観ることは大好き。 観てると(自分勝手な解釈も含まれますが)「このテーマからなんでこういう結果(作品)に繋がったんや?」と頭の中で妄想がうごめき、更には自分自身が思っていた価値観がガツンと否定されることもあり、頭ん中がとても刺激される感じ。

    今回、作品ひとつひとつが伝えようとしているメッセージを推測しながら、そばでご本人の解説を聞いて答え合わせをしたり、制作時の苦労などの裏話を聞いたり、自分なりの印象をぶつけさせてもらいながらの時間は、とても贅沢な時間となりました。
    今度は無理をお願いして、いろいろ教えてもらおうかと…(内緒)

    新村則人さんの個展は来週(〜10月28日)まで開催中です、ご興味がある方はぜひ!!

    新村さんについて:引用
    新村則人先生(しんむらのりと)プロフィール 1960年山口県大島郡浮島生まれ 大阪デザイナー学院卒業 1984年、(株)松永真デザイン事務所入社 主に「MORE」「LEE」のエディトリアルを担当する 1955年、(株)新村デザイン事務所設立 主な仕事に資生堂の化粧品「エリクシール」「IINUID」や香水「ZEN」の広告デザイン、 「無印良品キャンプ場」の広告キャンペーンのアートディレクションなど

    「海と山と新村則人」:引用
    新村氏は、瀬戸内海に浮かぶ周囲8kmほどの小さな島、浮島(うかしま)の漁師の家に生まれ、多感な幼年期や少年期を“大自然”の真只中で過ごしました。 その実体験を生かして、ご自分の実家「新村水産」のヴィジュアル制作や、「山口県漁連」の新聞広告をはじめ、「無印良品キャンプ場」のポスター等、 “自然”をテーマにした仕事で注目を集めてきました。新村さんの作品に込められた自然へのメッセージは、少年期に体感したことがそのまま心の底から滲み出 ています。

    開催期間 2010年10月05日(火)〜2010年10月28日(木)
    休館日 日曜・祝祭日
    時間 11:00〜19:00(土曜日は18:00まで)
    入場料 無料
    会場 ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
    東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル
    会場ホームページ http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/
    問い合わせ電話番号 03-3571-5206
    関連ホームページ http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/schedule/g291.html


  • 自分が考える「プロフェッショナル論」

    おっと、突然のテーマですが。

    後輩がmixiで、真面目な質問として「プロって何?」的なことを書いていたので、自分が思うなりを書いてみた。 若い頃から現在までに、いろんな人とお仕事させていただいて学んだことや、失敗してご迷惑をおかけした経験や、人と議論を交わして自分なりに構築してきた考え。

    普段思っていても、文章にすることはなかったので頭ん中を整理できた記念にブログにメモしておきます。

    *あくまで自分の途上の意見です。(2010年10月13日現在)

    後輩が書いてた質問はこんなの↓

    プロフェッショナルとは?

    本当のプロって一体なんなんでしょ?

    どぅいぅ人なんでしょ?

    どぅいぅ心なんでしょ?

    どぅ思います?

    まあ、そこで答えた自分の意見としては、

    「相手の期待に対し最大限の努力を必ず保証する」のがプロで、それ以外はすべてアマ(=非プロ)

    つまり、プロの本質は相手の期待に必ず応えること。アマ(非プロ)の場合は必ずしもそこは必達ではなくて、試合に負けたとしても「しょうがない、よくがんばったね」で済ませてもらえる、そんなイメージ。
    ちょっと補足するものとして次も、

    技術の優劣ではない。 その人が提供できる努力(*)によるアウトプットがすなわち、プロとしての報酬価値・価格。

    *「努力」って言っちゃってるけど正しくは「能力」と言いたかった

    で、更に後輩からの疑問として、

    …質問ですが、努力に対して結果はどれくらい求められる…というか、
    どのくらい結果を出さなきゃダメなんでしょか?

    100%に越したことはないだろうし、もちろんそれを目指した最大限の努力だとは思いますがあせあせ(飛び散る汗)

    これに対して自分が答えたのは以下のような意見。

    仕事という状況で例えるなら、相手との交渉や相談の時点で相手の要望と温度は探ることができるから、「どのくらいの結果が求められるのか」ってことは、自分で悩まなくてもいいのでは?

    交渉や相談で双方が合致したモノが自分に求められる「相手の期待」の全てであり、ある時はそれは契約書に記載されたりするし、また社内やチーム内のことであれば「出来ます」とコミットメントしたこと、かと。それを「必ずできると保証し遂行する」のがプロフェッショナルという認識。

    もちろん、相手の要望が自分の手に負えない場合があるので、自分が出来るかどうかの精度の高い判断は重要。

    出来ないのに「期待」させるわけにはいかないので、出来ないことは「出来ない」と正確に言うこともプロとしての大事な能力。

    無駄な見栄やプライドがある人には難しいらしい。
    だけどよく考えてみると、出来ないことはきちんと辞退することでむしろ「あの人が出来ると約束したことは必ず出来る人だから、安心して相談できる」と自分への評価としてはプラス要素に働くと考えています。

    「出来ない」とちゃんと宣言することで、結果、そこで断られることが将来的に自分が相手に迷惑をかけない最善だったりするし、あるいは相手が「じゃあ、出来るところだけでもお願いします」と、「相手の期待」=報酬を下げて調整することでお互いが合致できるかもしれない。

    「がんばる」とか「本気」とか「100%」とかベストエフォート的な言葉って、非常に曖昧で、非正確で、その割には相手側にはあまり伝わらなくて、考え始めると際限が無いものなので嫌い。自分に求める結果の線引きが曖昧になり、失敗したときの後付けの言い訳にもなるので、自分としては単なる自己満足だけでしか使わないことにしてます。

    あ、でも”ここまで出来ますよ!”と「相手の期待」を多少低めにセットしておいて、実は余裕を幾分か秘密に隠しておいて、結果的にアウトプットではそれ以上 のことも出来た、なんて演出も。

    人の満足感は相対的と考えており、期待以上の結果を提供するという意味もあるし、相手を喜ばすという意味もあり。


    そんな感じ。


  • 使われる人、使う人、創る人

    数日前に耳にした言葉、「うわっ」と思う感覚を久々に感じた次の瞬間、すっかり忘却。 が、ついさっき不意に思い出してしまったのでブログに書き留める。
    最近に限らず、ITというワードが世に出てくる頃からよく言われてきてることなんだけど、要約すると(一応、誰が言ったのかは特定できないよう話をデフォルメするが)

    今の時代、オープンな技術が主流だから開発や制作にかけるコストは抑えられる。技術者も余るほどいるし、起業するには最適な時代だよね。 」

    というお話。

    こういう類の話を聞くと「おいおい、ビジネスのセンスねえなあ」と思うわけです。

    開発コストは抑えられるのか

    まず第一に「オープンな技術が主流だから(云々)コストが抑えられる」というお話。

    これ確かに今の主流は特定のメーカーに依らない、みんなで作り上げてきたオープン技術であることに間違いはない。一番有名なものはLinuxなど、これ以外にもいっぱいある、というか、いま自分の仕事で扱うことのほとんど9割以上はオープン技術か、あるいはそのオープン技術を自分なりに弄ったもの。

    だけど、ここでいう「コストが抑えられる」のは技術を調達・手に入れるまでのプロセスであり、あるいは開発制作者においては”書籍のサンプルコードをなぞったレベルのもの”ができる人材コストのことであって、今や”誰でも出来る・手に入る”モノを扱うレベルのお話で、自分なりの表現では「技術に使われる人」。 職域の範囲でいうと「コーダー」と呼ばれるお仕事の範囲。(その領域の職人さんもいるので蔑称する気はない、あくまで職域の理解として。)

    でも実際にやったことがある人は分かると思うが、それをビジネスに活かすためにはそんな毛が生えたレベルでは到底ムリで、上記に対して「技術を縦横無尽に扱える人」が絶対に必要。自分なりの表現では「技術を使う人」であり、本来の「エンジニアリング」と呼ばれるお仕事の範囲。

    企業のスタートアップは相当重要な時期であり、相当潤沢な資金がある・時間をかけて育てていく余力がある場合を除いては「技術に使われる人」を雇ってしまうことは即死を意味する。なるべく優秀な「技術を使える人」を囲い込む必要があり、そう考えると当然、「技術を使える人」の市場価値はどんどんを騰がる一方で青天井と言えるのですよ。結局、お題に対しての正しい回答は「業してなにかを作り上げ成功させるためのコストは昔に比べて騰がっている」ということに。

    最近のニュースからピックアップすると↓
    入社エンジニアに高額一時金支給がブーム DeNA、ドワンゴ──人材争奪戦が熾烈に
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100820-00000042-zdn_n-inet

    サイバーエージェントの藤田晋社長は今月上旬の講演で「エンジニアの採用費はいくらかかってもいいから採用したいということになっている」(中略)ネット企業の将来を左右するのは優秀なエンジニアだというのが共通の認識だ。【ITmedia】

    技術者は余るほどいるのか

    結論からいうと、「技術に使われる人」であれば余ってるだろうなあ、「技術を使う人」は余ってないだろうなあ、だって手放したくないもん。という感じ。

    ここで一旦、それぞれの人種を定義してみつつ、自分が思う(成りたい)理想も併せて定義すると、

    使われる人」= Aという手段(この場合は技術)でできる目的を実現しようとする人。

    使う人」= 目的を実現するために、A、Bなどの手段から選択あるいは組み合わせによって実行する人

    であり、更にこれに加えて理想としては、

    創る人」= 目的を実現するために、Cという新しい手段を生み出して「あったりまえやん」とばかりに最適な解で一直線にゴールする人

    先にも述べたように、「使われる人」というのは既に世にある手段、特に自分の知りうるほんの一部分の技術を選択肢の全てとして目的を達成しようとする人であり、いまはインターネット上からいつでもどこでも情報が引き出せ、書店に行けば山のように技術解説書が売られているわけで、そんなイコールコンディションのなか多くの人が得られる範囲のモノで勝負しようったって、この世界は甘くないですよ、市場価値は下がる一方ですよ、そりゃ(人材コスト対効果の理由で)市場に余りますよ、ということ。

    だけれども、「使う人」となるとそもそも行動の順序が違うわけで、極論「目的を達成するためにはどんな方法でも選んじゃる」という人(が自分としては好き、という意味も含む)。
    そのためには、目的を達成できるための手段を可能な限りかき集め、仮に今はまだ自分が習得できていなくてもそこから習得する意志があり|あるいは出来る人を引っ張って来れる、 それら選択肢を並べて方法を選択できる|あるいは複数を組み合わせてなんとしても実現する、というスタンスの人。

    これが意外と少ないんですよ、自戒も含めて言うけど。

    で、最後に書いた「創る人」というのは自分の思う理想の姿というか、最強スーパーサイヤ人レベルのマインドの人。
    あらゆる知識や技術、コネクションを利用して「使う人」は、なんとか頑張って目的を達成するのですが、「創る人」になるとそもそもの発想が「既存のものじゃあかんやろ、こうやれば一番いいやん」とちゃっちゃっと方法論(技術)を生み出してしまう人。

    稀にいるんですよね、こういうジャンルの方が。言うなれば、車が発達してきた時代に「すごく遠くの|困難な地点への移動にかかる時間をなるべく早くしたい」とエンジンを強力にしたりタイヤを改良したりしてみんなが争ってるときに、「んなもん、飛行機つかって空から一気に行けばいいやん」という発想と行動ができる人が。

    この「使われる」「使う」「創る」という種別ってのは技術業界に限らず、なんにでも当てはまる普遍的なことだと思います。例えば、

    アーティスト(アート)ならば
     「使われる人」 = 道具A(楽器、筆、カメラetc)という手段で出来ることを表現しようとする人。
     「使う人」 =「これがやりたい」を実現するために、道具(楽器、筆、カメラetc) から選択あるいは組み合わせによって表現する人
     「創る人」 =「これがやりたい」を実現するために、そもそも道具や表現方法自体を生み出しちゃう人

    ビジネスならば
      「使われる人」 = 自分の能力やチャネルで出来ることを実現しようとする人。
     「使う人」 =「これがやりたい」を実現するために、能力(自分の、あるいは他人で出来る人の)やチャネル から選択あるいは組み合わせによって実現する人
     「創る人」 =「これがやりたい」を実現するために、そもそも概念やチャネル自体を作り需給を生み出しちゃう人

    と、まあその他の分野にも当てはめると、意外と成り立つ方程式かと。

    でもやはり、どの分野に当てはめても一番価値が高くて、「余るほどいる」レベルから程遠いのは「創る人」であることは間違いなくて。
    死ぬまでにそんな人になれるのかなあ(遠い目)

  • [作ってみた]キャスター付きおむつケースを作ってみた。

    我が家の赤ん坊のおむつケースにはA4サイズの書類ケースを使用していました。
    それはそれで、サイズもちょうどいいし良かったですが、奥さんいわくちょっと使い勝手を直したいとのこと。具体的には、

    • A4サイズはOK、だけどちょっと浅い
    • ケースを床の上に置いていると取りにくい、キャスターが欲しい

    そんな感じで、何かもっと良いのないかと探すよりは、自分で作っちゃったほうが早いだろうということで、さくっと材料あつめて作ってみました。
    なんだか夏休みの工作を思い出す。(その頃からレベルが変わってないとも言う…)

    完成形はこんな感じ。↓
    IMG_0546

    【部品あつめ】

    そんなにお金かけても勿体無いので、(とはいえ既製品を買うよりはずいぶんと安上がりだけど)、材料は100円ショップやホームセンターで仕入れることに。

    1. A4サイズのプラケース、高さ15cm程度 …おむつetcがたっぷり入るものを。
    2. キャスター ×4個 …小さめサイズ、全方向タイプ。
    3. ビス、ワッシャー、ナット(適量) …キャスターのネジ穴口径にあわせて。

    今回、これまでのおむつケースの改善としてケースを深めに。おむつを縦に詰めて入れたり、各種グッズを入れられる程度の大きさの物を。
    それと、キャスターは いろんな所から素早く引っ張れるように、全方向にくるくる回るタイプを選択。

    【制作】

    作り方は単純。床面にキャスターの配置に合わせてネジ穴を空けてネジ、ワッシャー、ナットで固定する、のみ。

    油性ペンでネジ穴の目印をつける。
    IMG_0540

    【完成】

    そんな苦労もなく、完成。こんな感じ。
    IMG_0543

    IMG_0542

    せっかくなので、制作過程を映像に残して編集してみました。
    (撮影機材はすべてCANONのEOS KISS X4+標準レンズ、編集はMac OSXのiMovie。再生は720pのHD画質選択を推奨!)

    ものづくりって、楽しいのう。

  • twitbackrを使ってブログの更新をTwitter上で通知

    Twitterを眺めてて、@fu4さんの書き込みで知ったサービスtwitbackr。なんだろと思って調べてみるとtwitterにブログ更新を自動投稿してくれるサービスでした。
    ちょうどうちのブログたちの更新通知をどうしようかと考えていたところだったので、さっそく利用することに。

    Twitter _ やのしん-Yanoshin_ をっ、Twitbackr良さそう http___tw ... twitterにブログ更新を自動投稿 - twitbackr

    過去にブログ更新を通知してくれるサービスとしては「Ping一括配信サービス Pingoo!」とかを使ってたり、その他にも類似のTwitter上に通知してくれるサービスはちらほらあったような。

    このtwitbackrを使い始めてみての印象としては、

    • 設定が比較的シンプル、提示されるURLをPING設定することだけに集中して説明してくれている
    • 使い始めるまでがシンプル、Twitter APIのOAuth認証を使ってるので既にTwitterを使っている人にとってはクリックだけで利用登録が完了するという簡単さ

    ということを感じました。

    さっそく、ブログエントリーを更新してみると、こんなツイートが。

    Twitter _ やのしん-Yanoshin_ #twitbackr はじめました! http___ ...

    たぶんこのエントリーの更新通知もtwitbackrからツィートされてるはず?

    *ただし、たぶん通知して欲しくない更新(例えば、誤字修正とかテストエントリーとか)も通知しちゃうと思うので、それがイヤだという人は気をつけてくださいな。