ふと頭をよぎった言葉のメモ。
いま、夢のある新規事業の立ち上げに取り組んでいます。
そんな中で、これまで自分が培ってきたインターネット/テクノロジー領域を越えて、実業(リアルを扱う事業)に踏み込もうとしていて、やることが一気に増えました。
そうすると当然、これまでの経験やノウハウがそのまま通用しない壁がたくさん出てきます。
人材はどうする、どんな人に参画してもらうのが良いか。場所はどうする。オペレーションはどう設計する。流通は。お客様サポートは。資本はどこから調達するか——などなど。
小資本で回しやすかったソフトウェア開発とは、悩みの性質がまるで違う。
とはいえ、ネットやIT技術はこの事業をブーストするうえで必須なので、そこは自分の強みでもあります。
取り組み方としては、悩んでうずくまるというより、どちらかというと「キャッキャと遊んでる」くらいのテンションで走っている気がします。
傍から見れば「なんじゃこいつ」と思われても不思議じゃないかもしれないけれど、実際のところは、頭の中ではいろんなことが行き来していて、気づけば当初の方向からズレかけていた自分にハッとして軌道修正したりもします。
そんなときに、ふと浮かんだフレーズがこれ。
最初の “Think Big” は、かのAppleのSteve Jobsが口にしていた言葉として知られていますが、そこから先は自分の中で続けてスラスラ出てきた言葉です。
いつでも原点に戻れるように「これだけは忘れまい!」と思ってメモ。
Think big, …大きくものを考えろ
Act quick, …すぐに動け
Start small, …小さく始めろ
Try hard, …一生懸命やれ
Enjoy all. …全てを楽しめ
それぞれの言葉に込めた意図は、こんな感じです。
Think big,(大きくものを考えろ)
何かに取り組むなら、まずは「理想の姿」をできるだけ大きく、クリアに描く。
その姿がシンプルで、誰に説明しても納得されるくらいの説得力がないと、細部を詰めても途中で迷子になりやすい。枝葉末節は後でいい。
「神は細部に宿る」と言われるけれど、細部の苦労が報われて“美しい形”になるためには、その上位の構想そのものが美しい必要がある、という感覚です。
Act quick,(すぐに動け)
必要だと分かっているなら、なるべく早く動く。
「もう少し考えがまとまってから…」という慎重さも大事だけど、目的が“考えること”ではなく“実現すること”なら、初動が遅いほど学びも遅れる。
多くの「考えなきゃいけないこと」は、突き詰めると不確実だから生まれます。ならば、仮説を行動で確かめるほうが早い場面が多い。
逆に、動けば解決できることまで延々と考えていると、本当に考えるべき少数の重要事項まで埋もれて、優先度が麻痺してしまう。
Start small,(小さく始めろ)
理想は大きく持っていい。でも、事業はギャンブルじゃない。
成功確率を上げるなら、最初はなるべくミニマムで始める。
自分は神ではないので、途中で予想が外れることは普通に起こる。そのときに、方向転換できる余力(資金・時間・体制)を残しておくことが大切だと思っています。
Try hard,(一生懸命やれ)
ここは特に説明不要。やるしかない。
Enjoy all.(全てを楽しめ)
面白いことばかりじゃない。……と言いつつ、あとから振り返ると大体全部面白かったりもするのですが。
動けば、反対意見も出るし、現実的な障害にもぶつかるし、利害だけで動く人に出会うこともある。気力体力が削られる瞬間もある。
どれだけ自信がある人でも、そういう局面でダメージは受けると思う。
だからこそ、それも含めて「とんでもなく面白い体験をしてる。この体験を知らずに死ねない(笑)」くらいの距離感で、自分を主人公として眺める“もう一人の自分”を持っておく。
その視点で物語ごと楽しめると、結果的にいちばん良いところに着地しやすい気がしています。(予想)
ということで、メモでした。

