『投資ちゃんねる』について

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『個人投資家のためのソーシャルサービス 「投資ちゃんねる」』のアイデアを思いついて1年とちょっと。
昨日、9月7日はちょっとした岐路の日、でした。 「資産運用って将来はもっと重要視されるよなあ、たくさんの人が自分達の資産をどうしようかって悩むはずだよなあ、でも結局売り手側の企業たちにおいしいところだけ吸い上げられて、個人投資家って結局 損しちゃうんだよなあ、ん?」 という発想が元になり、「なんでこんなに個人への投資の入口が広がってるのに、まだ個人投資家の立場って弱いんだろう? どうせなら、ちょっとでも個人の投資家たちが繋がって発言し合える仕組みが世の中にあったらなあ」 と思い立ち、勤めてた会社を辞めて独立してまでやろうとした『投資ちゃんねる』。

一応、自分の誕生日である2006年5月2日にある程度のシステムが完成した段階で、”試験運用”としてリリースしてみたものの、発案当初の目論見とちょっと違う現実や、次々巻き起こるシステムトラブルに疲れ果てて、しばらくの期間ほったらかしにしておりました。

いや、熱意は冷めてないんですよ。まだやはり、これから「貯蓄から投資へ」という流れは確実に来ると予想できるし、近い将来には”自分の資産、どうやって運用しようか??”と悩む人達がどんどん増える、はず。

去年の9月7日にドメイン(104ch.com)を取得してからちょうど1年、ドメイン有効期限が切れてしまうので、ここ2ヶ月くらい『投資ちゃんねる』を今後どうするか頭をニュートラルにして考えていました。

世の中にはやはり同じ事を考えている人は存在して、中でもtrinさん(http://trin.jp/)や一億総億万長者プロジェクトSNSさん(http://www.tmmp.jp/)など、同じ方向性を持つサービスも出現してきました。
もぅね、”『投資ちゃんねる』のドメイン有効期限が切れてしまえばいっそのこと悩まなくて済むんだろうな、楽になれる”、と思っていたわけですよ。既に形をつくりリリースした他社さんのサービスは素直に好きだし、ビジョンが似てるのならば参加して盛り上げることで応援できるじゃないか、それでいいじゃないか、と。

9月7日には例のわくわくするプロジェクトのミーティングがあり参加、そこではtrinを運営している田中商店?の田中さんにお会いすることができました。 株式ソーシャルクリップサイトという、自分が目指していたビジョンに非常に近いアイデアを実現しており、今後に向けて考えているアイデアも非常に同感。短い時間しか会話は出来なかったけれども、やりたいことの本質のベクトルは非常に似ている、そんな印象でした。

んで、会合も終わって帰り道、ひとりで歩きながら考え事をしていたのですよ。 ああ、良かったな、となんだか肩の荷が降りた自分がそこに居ました。
「よし、決めた!」そう思い、帰宅後にまずやったことは… 104ch.comドメインの契約更新!!!
(゚Д゚)ハァ?ナニヲやっとるんじゃおまえ?
…いやあ、だってね、ああいう熱い話をするとね「やっぱりやりたい!」 て思う自分がいる訳ですよ。なんていうか、人の生活に役立つアイデアがあるのに、それを実現しようとチャレンジしなくてどーするのよ自分、と。 いろんな人が近いアイデアを考えている現実と、既にそれを形にしてる人がいる現実、それを客観的にみれば、どー考えたって 「みんなが欲しいと思ってるんじゃん!」という事実に辿り着いたのです。

他社(他者)と競争しようという気は全くありません。むしろ、お互いが連動して相乗効果がでる仕組みというモノがどこかに存在するはずだし、自分と他方それぞれの強みと弱みを補完しあって、住み分けることが充分可能だという結論です。
んじゃ、何をやるの?ということですが、他者とまったく同じ道を登ろうなんて思っていません。目指す山の頂上は似てるかもしれないけれど、登る道が違えばいいじゃない、と考えています。
元『投資ちゃんねる』でやろうとしていたアイデアのうち、死んでしまったアイデアもあるけれども、まだ生きてる、むしろこれから生きてくるアイデアもある訳で、それを実現してやろうかと。(以前事業プランをプレゼンさせてもらった方にはある程度お話し済みですが、ソーシャル系のネタがアイデアの全てではありません。)

んでもって、子供の頃から興味があった資産運用というテーマについて、残りの長い人生で取り組める「ライフワーク」として育てていきたいなと改めて決意しました。

あ、そうそう。しばらくこの大切な言葉を忘れてた。
失敗は、チャレンジした者だけに与えられる勲章

ということで、これからもみなさん、よろしくお願いします。

失敗したっていいじゃない、人間だもの (パクリで終わりか?俺)

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コメント

  1. とみた より:

    ごぶさたです。矢野さんのおっしゃるように貯蓄から投資への切り替わりは更に加速するでしょう。しかし少し厳しいかもしれませんが、SNSはMIXIの一人勝ち感は否めません。更に週明けの上場で勢いづくかはわかりませんが・・。特化型も厳しいと感じています。チャンスがあるとすれば、社内コミュニケーションツール等としてのシステム導入商法ですが、これも受託開発の延長であり、実際のコミュニケーションツールとしての力は未知数かと思います。
    まあ、そんな事どうであれ、世の中の90%以上のサービスは失敗して行くのです。「挑戦・継続」しての失敗と「やらない」とでは、残るものは天と地ほど差があると思います。なので私は矢野さんの決断を全面的に支持します。自分を信じて最後までがんばってください!

  2. やのしん より:

    >とみたくん
    お、コメントありがとう。
    えっとね、考え方がいろいろ変わってきてて、まずSNSについては狙うつもりはありません。みんなが今話題にしているような「SNS」はもう既に古い、と思っています。
    「ソーシャル」という切り口は重要だと思うけども、mixiやGREEのような「SNS」というサービスはもう無理があると思っている、というのが正しい表現かも。(そういう表現だと、富田君の意見と同じくってことかも。)
    どうせ挑戦するなら人が既に世に出しているような物は作りたくないので、新しいことに挑戦して、失敗するときゃ花火のように散ります(笑)
    ビジネスとして成り立つ物を目指すか、イノベーションを目指すか、そこは永遠に悩みそうだなあ。

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