投資ちゃんねる

”お金の知恵を世界規模で流動化させる”

 というプロジェクトを始めました。 始めました、というか、数年前から始めてはいたのですが。

 2006年に独立後、「投資ちゃんねる」という個人投資家向けのソーシャルサービスを始めたものの、その後しばらくしてサービス終了
 自分自身がまだお金についての勉強不足だったことを認識、更には、当時自分の中でおぼろげだった理想に比べて実装してリリースしたものがあまりにスモールスケールだったということも反省。ひとつの「失敗」として認めて、それからは別のアプローチをして過ごしていました。

 とはいえ、まだ自分も”完璧だ”なんて言えるほど理解できていないわけで、とはいえ、以前にくらべてますます”お金って結局なんやねん、不思議”という好奇心ばかりが募り。
 今回、ちょうど現時点での自分の考えを整理する機会があり、keynoteに落としこんでみました。 書きだせば、沢山言いたいことが出てきたのだけど、そこは敢えて絞り込んで2,3点に。

 SlideShareにアップしてます、公開する理由は「だって公開してオープンにした方がいいじゃん」という単純な理由からなのですが、基本的に僕個人としては理想が実現しさえすればいいわけで何も自分がビジネスを独占したいとはまるで思ってないこと、それにこの内容自体まだまだぜんぜん中途半端な考えなので公開したって誰も損得ないし、というスタンス。
 まあもしも仮に、誰か「おもしろい!」と思ってくれる人がいたならば、ぜひディスカッションさせてください、お知恵くださいな。

今日は第五回XBRL勉強会〜

本日(7/14)は第五回のXBRL勉強会の日〜

http://xbrl-study.pbworks.com/

言い出しっぺが怪我してしばらく入院しちゃってたので、第一回ぶり(!)となるのですが…

先月は日経ヴェリタスに取材されたりと新しいトピックもあるのでみなさんにご報告しなきゃ。

ということで、久々のXBRLお勉強の日、みんなでディスカッションするぞ〜

ちゅうか、暑ちぃよう… (梅雨明けたらしい?

6/28発売の日経ヴェリタスに取材していただきました

既に発売ということで公にしてもOKになりましたのでご報告。
先日、日本経済新聞社さんに取材していただきました。
6月28日発売号の日経ヴェリタスという金融投資情報紙の「XBRL活用術」という特集です。
個人的に開催しているXBRL勉強会がきっかけで取材の依頼をいただきました。

6/28号の日経ヴェリタス、こんな感じの雑誌。
100_1989.JPG

この中にあるこんなページがXBRL特集。
100_1990.JPG
【エックスビーアールエルってなに?】→企業が報告する有価証券報告書(有報)や決算短信などの財務情報をインターネットなどでやりとりしやすいようにデータ化された言語です。日本だけでなく世界中でXBRLを使った企業の情報開示が進んでいます。
——————————————–
詳しい内容については実際の紙面を読んでいただいた方が良いかと思いますが、ざっとご紹介すると、

「XBRL」で投資に機動力
世界の決算短信・有報…パソコンでスピード入手
世界中に散らばる企業の財務データを瞬時に取り込めたらー
こんな希望を叶えてくれるのが「XBRL」。データの加工も自由自在だ。
将来は世界標準になる情報インフラだが、使い勝手にはまた課題もある。
先行する代表的なサイトを通して、利用法を探ってみた。

といったのが概要です。
今回の取材では一緒にXBRL勉強会の幹事をしている”0から始める投資“の坂本さんと、XBRL勉強会に参加してくださっている方も一緒に、「XBRLの使い方」や「草の根サイドからXBRLを普及させていくには?」などを記者の方と一緒にディスカッションさせてもらいました。

記事でも触れられているのですが、XBRLは既に上場企業への導入も開始されており名前もそれなりに知られていたり「XBRLでなんだかすごいことができるらしい」というイメージが先行している感じ。でも、いざ実際にXBRLデータを投資に活かそうと思ったらとっても敷居が高い… 敷居が高い理由として考えられるのが、そもそもどうやって手に入れられるのか知らない、入手できてもいざXBRLデータファイルを開いて中を見ても仕様が複雑すぎて訳がわからん…などなど、一般の個人投資家だけならず企業で利用する立場でも活用しきれていないのが実状のようです。

XBRL勉強会ではあまり肩肘を張らず「XBRLって何?」って内容から、「会計や企業分析の初歩」などの財務的なこと、「XBRLを使ったソフトウェアやサービス、作ってみました」といった技術的なことなど、自分たち一般の視点からXBRLというテーマに沿ってみんなでお互いに知識共有しています。自分自身は言い出しっぺではありますがむしろ教えてもらう側だと思って参加していますし、いつかは自分が思いついた面白いアイデアをベースに何か実現して発表&共有したいと思っています。 また、必ずしも自分がやらなくとも、別の方法として「財務がわかる人」と「技術がわかる人」の間に立ってお互いの通訳をする立場を目指す、ということもとても意義のあることだと思っています。

今回の特集では”XBRLを利用するために便利なサイト”が主なテーマで、紹介されているサービスは以下でした。
「見えるXBRL」http://disc.g2s.biz/
「決算プロ」http://ke.kabupro.jp/
「有報キャッチャー」http://ufocatch.com/
「株予報」http://kabuyoho.ifis.co.jp/index.php
その他にも閲覧ソフトの紹介として、NTTデータのXBRL GATEWAYやプレシスさんのTeCAXなどについても触れられていました。

僕らが登場する箇所はこんな感じっす。
100_1991.JPG

第二回XBRL勉強会、やりまっせ

告知です。先日 3月5日に開催して盛況だったXBRL勉強会
第二回を4月15日(水)に行います。

企業の財務情報、決算書などの報告書をデータ化したXBRL(えっくすびーあーるえる)について興味がある、
どんな利用方法があるのかみんなと一緒にディスカッションしながら考えてみたいという方、「XBRLってそもそも何やねん?」
というレベルでも全然大丈夫です、ぜひご参加ください。

■XBRL勉強会 公式Wikiサイト(第二回勉強会の参加申し込みフォームはこちらに)
http://xbrl-study.pbwiki.com

■第一回XBRL勉強会はこんな感じ↓
http://xbrl-study.pbwiki.com/2009%E5%B9%B43%E6%9C%885%E6%97%A5%E3%80%80%E7%AC%AC%E4%B8%80%E5%9B%9EXBRL%E5%8B%89%E5%BC%B7%E4%BC%9A

■XBRL勉強会 専用Googleグループ(メーリングリストへの登録をお願いします)
http://groups.google.co.jp/group/xbrl-study

[開催報告]第一回XBRL勉強会を開催しました

先日ブログでも告知した有志によるXBRL勉強会の第一回を昨日3月5日に開催しました。
(参考⇒ 「3月5日にXBRL勉強会を開催します

勉強会の言いだしっぺということもあって、僕とJarJarさんの二人がそれぞれ
XBRLってなによ?」「XBRLの利用シーン」についてプレゼン発表しました。またその他、全員参加でのケーススタディにて
XBRL、どう利用する?
といったテーマでディスカッションを行ったのですが、参加メンバーのみなさんからのアイデアや質問が熱く、
とても盛り上がって楽しい夜でした。(一安心)

3/5 第一回XBRL勉強会

発表の内容やディスカッションの内容は公式Wikiサイト上のアーカイブやメーリングリストにて公開しているので、
こちらのブログでは個人的なことを。
まさか開催時期前後(っていうかここのところずっと)がこんなにめちゃくそ多忙になるとは思わず、Twitterで「メガマワル」 なんてつぶやいてしまったり、一日に栄養ドリンクを3本も飲んでしまうなんていうここ最近の生活の合い間に今日の発表資料をつくったのですが、
果たして上手くまとまっていたか心配…

自分が知っているXBRLの知識や見解を整理してプレゼンさせてもらいました。ほんとをいうと、
もっとXBRLの中身に迫ったり実際にXBRLを使ってゴニョゴニョ…といったデモもしてみたかったのですが、「そもそもXBRLって何?どんなもの?」 という事から疑問に思っている人が多いと思い、なるべく浅く広く、
難しくて理解の障壁になりそうな技術の解説には敢えて語弊を覚悟でわかりやすい説明を心がけてみました。
 XBRLは取り組んでみると奥が深いというか、膨大な量となってしまうため、
やはりたった一回の勉強程度ではなかなか本質部分までは扱いきれないなという印象。

ぜひ次回以降、第二回、三回?と回を重ねていき、参加メンバー同士で理解を深めていければと思います。
勉強会で取り上げたいテーマやプレゼン発表者、募集してます!

■第一回XBRL勉強会 開催報告(アーカイブ)
http://xbrl-study.pbwiki.com/2009%E5%B9%B43%E6%9C%885%E6%97%A5%E3%80%80%E7%AC%AC%E4%B8%80%E5%9B%9EXBRL%E5%8B%89%E5%BC%B7%E4%BC%9A

 

★XBRL勉強会 公式Wikiサイト (第二回の開催も予定しています)
http://xbrl-study.pbwiki.com/

★XBRL勉強会 メーリングリスト(Googleグループ)
http://groups.google.co.jp/group/xbrl-study

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