最近、仕事でメインに使っていた自作PCが絶不調になってきて、仕事がままならん状態だったので、安くて手ごろなマシンを探しておりました。Dell E521をメモリ1GB+17インチモニタ付で購入し、ようやく今週商品が到着。なんとか時間をつくって、環境をセットアップしました。
こんな経験でも誰かの役に立つかもしれないと思い、所感というか雑感をいくつか。
(注意:超長い&興味の無い人たちには全く?な話題なので、適当にスルーしてやってください。)
【Dell E521について】
・○めちゃくちゃ音が静か。これまでの自作PC君(Pen4 2.4GHz Memory1GB)は常にファンやHDDの音で「ガー」と音がうるさかったのに比べ、まるで「電源入ってるの?」と思うくらいに静か。夜中の作業でも迷惑かけることがなさそう。
・×ベンチマークソフトで計測した結果、これまでの自作PC君の方が断然、結果が良かった… 設置後、すぐにインストール済みの余計なソフトを外したり、窓の手でレジストリいじったり、BIOSいじってCool’n QuietとかいういらんものをOFFにしたりと、『激軽PC』をめざしてチューニングしたのですが、(グラフィック以外の)演算、メモリアクセス、HDDアクセス全てにおいて20%程度下回る結果に。まぁ、今回は手頃で安定して使えるマシンを買うという目的だったのでこれについては妥協するしかないか。
→サブPCとなった自作PC君の今後の使い道については、次の【デュアルディスプレイ】にて。
【デュアルディスプレイ(マルチモニタ】
・○広い、快適、素敵。 元々使用してた20型ワイド液晶に加えて、今回Dell E521と一緒に買った17インチモニタを左右に並べて使ってます。(写真画像)
・普段は新Dellマシンにモニタ2台で使う予定。しかし、右の17インチモニタだけはモニタ切り替え器を使ってサブPCとメインPCで併用することに。つまり、 2台のPCそれぞれが一台ずつのモニタを使う状態も可能に。(てか、普通じゃん)
・○そこで、超オススメなのが今回導入した「Synergy」というソフトウェア。LAN上での仮想的なPC切替機を実現するソフトウェアで、一台のキーボード&マウスとクリップボードを複数のPC間で共有することができます。通常のマルチモニタを使用するのと同じ感覚で、マウスを左のモニタから右へ移動したり、左でコピーしたデータを右でペーストしたりできます。(ウィンドウを左右に移動するのは不可能でした) これを使えば、広くて快適なデスクトップを使いつつ、左右で別CPUを使って作業を振り分けることができるので、負荷分散やフリーズによるリスク回避ができて便利。
・僕の場合、具体的に次のようなパターンで使う予定です。
(パターン1)…仕事の場合
左(新Dell PC):企画書や設計書などのドキュメント作成、設計作業、制作・開発作業とか
右(お古の自作PC):開発作業専用のサーバ類(XAMPPなど)、テストなどの高負荷作業や自動作業、 iTunesでBGMをかけたり
(パターン2)…株とかFXとか投資活動の場合
左:仕事しながらE*Trade証券のHYPER TRADEなどで売買
右:楽天証券のMarketSpeed&RSS、自作のスクリーニングソフトで自動で作業させながら、売買シグナルでアラート
(パターン2)…音楽やる場合
左:CubaseやACIDでの音いぢり
右:オーディオインタフェースでギター入力&レコーディング (*こちらのPCしかFireWireが無いので…)
・これって、ノートPCにもSynergyいれれば3台のマシンをシームレスに操作できるんちゃう?今度やってみよう。
参考リソース:
・Synergyの公式サイト http://synergy2.sourceforge.net/
・[antipop]■[tools][LifeHacks] Synergy マジやばい
http://d.hatena.ne.jp/antipop/20051120/1132454885
・[Yet Another 仕事のツール]第91回Synergyでキーボード、マウスを共有する
http://journal.mycom.co.jp/column/yetanother/091/
【静音キーボード】
・今回の環境改善に併せてキーボードも買い替えました。 これまでキーボードには全く拘ってなかったのだけど、仕事の量が増えてくるのに比例してPC仕事が増え、キーを叩く数も増えてきたので「こりゃ、すこしでも疲れないキーボードがいいぞ」と思い、品探し。さらに、深夜の仕事でカチャカチャと音をたてると周りの人がウルサイと思うに違いないと思い、「静音」というキーワードでも品探し。
・いろんな評価を吟味した結果、BUFFALO BKBC-J109SBKが楽天での実売で1,800円程度とお手ごろだったので早速購入
http://buffalo.jp/products/catalog/item/b/bkbc-j109sbk/
・○パンタグラフ式という、ノートPCでよくあるようなタイプのキーボード。各キーの高さが低くて、押すと「ポチポチ」といった感じ、音は随分と静か。これは随分いい買い物をした感じ。あと2,3台買い溜めしようかと思った。 【NAS(というか、玄箱(KURO-BOX)】 ・○楽天で買ったら送料無料で8,000円台と超お買い得。(ただし100Mbps版)最近のHDDは320GBでも10,000円程度で買えることを考えると、既製品を買うよりもかなりお得。
・○巷に出回っているハック技でDebian化などできて、お手軽Linux機にするにはちょうど良い。(メモリ64MBですが)
・×ただし、ハックせず普通に使うだけでもかなりスキルが必要。だって、箱あけるだけ、HDDにケーブル接続するだけ、セットアップ済ますだけでもかなり戸惑うよこれ。マニュアルをもっと丁寧にしてくれれば良いことなのかも。
・Debian化して、とりあえずいれたサービスはmt-daapd(iTunesサーバ)、Samba、FTP,DNS
・共有フォルダはひとまず3つ。 itunes用MP3置場、Subversionレポジトリ用、共有フォルダ(My Documentとか終了案件を保管したりとか)
・iTunesサーバ(mt-daapd)については、もうちょっと使い込んでからレポートします。いまのところ便利・不安・不満な点は、
→(便利)家の中ならどこのPC使ってもiTunesで好きな音楽が聴ける!!これまで自分のPCのHDDにあった50GBくらいが空くので嬉しい。
→(不安)音楽を聴いてる間はLANのトラフィックを使い続けることになるんでしょ?大した負荷じゃないとは思うが…
→(不満)曲のID3を編集できない!!らしい。(曲名とかのプロパティを編集できないっす)
・○Windowsで使うマイドキュメントの割り当てをNASの共有フォルダに設定したところ結構便利だってことに気がついた。複数のPCで同じマイドキュメントを使えるので、別途共有フォルダとかで受け渡しをしなくて楽チン。
以上っす。