2017年 話題になった適時開示情報をZD的にランキングしてみた

2015年あたりから趣味でZen Disclosure(ゼン・ディスクロージャー)という個人サイトを運営しています。

どんなサービスかをサイト解説文から抜粋して説明すると、

ZenDisclosure(ゼン・ディスクロージャー)は独自アルゴリズムにより企業の開示情報の話題性・注目度を算出して提供しています。

というものです。

上場企業が発表・報告する開示情報に対して、

  • どれだけ閲覧されたか(アクセス数)
  • どれだけ言及されたか(TwitterなどのSNSでコメントされた件数など)

をリアルタイムに計測して、その各々の計測結果をさらに

  • 要素ごとの数値への重み付け(Ex. 閲覧数よりも言及数が優位など)
  • 経過時間への重み付け (Ex. 古いものよりも直近の方が優位など)

など複数の重み付けにてバランスした、独自に設計したアルゴリズムにより話題性の高さを示す指標「ZDスコア」を算出してランキングにしています。

これは元々、2009年から個人で提供している上場企業の適時開示情報の一覧フィードAPI(https://webapi.yanoshin.jp/tdnet/ 現在は金融庁EDINETでの報告書も対応)がありまして、それを利用してくださっている各サイト、各スマホアプリを通じて計測されたリクエスト数や、Twitterなど各SNSサイトでの引用数などを元にしています。

 

サイトでは最新ランキングのほか、週間・年間・全ての期間を対象にした殿堂入りなどを用意していますが、年末ということもあり今年(2017年)に報告された適時開示情報を対象に話題になったものをZen Disclosure算出でまとめてみました。

2017年 話題になっている開示情報 一覧
https://zendisclosure.com/ranking/year

それでは、1位から順にまとめてみます。ZDスコアは2017年12月8日正午時点のものですので、時間経過とともに変化しますのでご了承ください。

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市況かぶ全力2階建さんの採用ランキング2016年版つくりました

毎年好評をいただいております、市況かぶ全力2階建さんの今年一年の記事で採用され登場したTwitter民のみなさんの、登場回数とそのランキングを集計してみました。

自分は今年SNSなどのネットメディアやサービスから離れがちでして、とりあえず週に一回 市況かぶ全力2階建さんとふく たろうさんのTwitter「今夜の」をチェックして世の中の出来事を把握して「ああ、今年もめんどくさいことが起きてるんだなあ」と、2016年を眺めておりました。(*)

*よく考えたら、めんどくさい段階になってから2階建さんやふく たろうさんに取り上げられるので当たり前だった。

例によって集計に使ったソースコードは僕のGitHub(ギフハブではありません)リポジトリに最新の状態で置いて公開していますので、興味のある方はお好きに改変してください。
Githubリポジトリはこちら: https://github.com/yanoshin/kabumatome_analytics

まだ今年はあと一ヶ月を残していますので、2016年12月2日時点の途中経過になります。

今年の登場者数は

  ★ 結果発表(全2,722名) ★(全 430 記事中)

のようです。ちなみに昨年2015年は全2,325名 全 487 記事2014年は全3,265名全 532 記事だったようです。 記事数減ってきているので2階建てさん来年はがんばってください。

では、ランキングを発表いたします。
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弊社所在地が銀座七丁目に移転しました

私が代表をつとめますブレッソンアンドビズ株式会社がこの度、東京都中央区日本橋室町から銀地七丁目にオフィス移転いたしました。

とはいえ身近な方はご存知ですが、普段は通勤・出社とは無縁の、作業場にこもってゴリゴリ何かを作っていたりとか、こどもと遊んで(*仕事です)過ごしているので本店所在地が変わってもそんなに大げさな話ではないのですが。

本社移転のお知らせ:  ブレッソン・アンド・ビズ株式会社

直近でお取引させていただいている方々には個別にてご連絡しておりますが、略儀ながらブログでもご報告させていただきます。

【新住所】
〒104-0061
東京都中央区銀座七丁目15番8号

↑移転しました

[旧住所]
〒103-0022
東京都中央区日本橋室町1-6-3

「さくらのIoT通信モジュール」とGPS受信モジュールをつないで遊ぶ

あ、技術情報は一切ありません。(そもそもさくらIoTの製作情報ってどこまで公開していんだ?)
週末、ツインリンクもてぎにドライブに行こうということになり、秋月で入手してたGPS受信モジュールと、さくらIoT Platformでお借りしている3G/LTE通信モジュールを組み合わせて位置情報を飛ばす回路などを組み上げ中。
 
GPSによる位置情報はデリケートなので、さくらIoTのモジュールでは閉域網を使って通信しているということもあり、ひとまずいいかと判断。
貯めたデータを使うアプリまでを作るのは後回しにして、ひとまず飛ばしたGPS情報をWebSocket使ってさくらIoT側から吸い上げてストレージに貯めていく自前サーバまで用意。
次のステップでは、いま話題のポケモンGOに連動できるようなおもちゃというかサービスにしようかと企み中。
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うちの息子(5歳)がプログラミングを始めましたという話

 近頃ブームなの?か、子供のプログラミング教育どうしてるのみたいな話を振られることが重なってて、うちは「教育」はしてないよ、という答えをしています。
 プログラミングに限らず、作ることへの情熱が生まれてこないことにはどんな「教育」を与えても気休めにしかならないと思っているので、うちの5歳児には”好きに使っていいよ”と写真のようなカードサイズのマイコンボードを与えてほぼ放置。
プログラミング言語を詰め込むような教育はせずに、「作りたいこと」があってそれを「解決する手段」を考えるように仕向けるのが狙い。別にコードじゃなくても良いわけで。
  • $35くらいで買ったマイコンボードRaspberry Piの初代、Model Bタイプ。僕がプロトタイプ開発にも使わなくなった型落ち。
  • 安いアクリル製のケース、USBキーボードとマウスは僕の余り物。
  • 電源はマイクロUSB端子からの5V供給なので、Androidスマホの余った充電器とUSBケーブル
  • テレビにHDMIケーブルに接続して、リビングで。
 Rpi_1 Rpi2
5歳児とはいえ、あれこれ試行錯誤しながら使い方を覚えていくので、今ではRaspbianに標準で入ってるScratchマインクラフトPi Editionがお気に入り。

 

「こんなことがしてみたい | 作り方おしえて」と聞いてくれば何でも教えるよ、というスタンスなんだけど、いっちょまえに、ネコのキャラクターが動いたり喋ったり、音が鳴ったりというプログラムを自分で組んでキャッキャ言ってる。

 

そのうち小学校に行き始めたら、めんどくさい算数を解いてくれるコード書いたり、めんどくさい作文を自動生成してくれるアルゴリズムとかに興味を持ってくれたら本物だなあとか親は楽しみにしている。普通に宿題やったほうが早く終わるんだけど。

 

僕が初めてコンピュータを触り始めた7歳よりも2歳も早いので、すぐに僕よりも上達するんだろうなあ、と日々観察中。
Rpi_blog_head

[余談]

子どものプログラミング教育の話題以外にも、大人も「プログラミング身につけたいのだけどどうすればいい?」と聞かれることが増えてきた気がします。

 

そういう時はすぐに、とりあえずコピペでもなんでもいいのでテキトーにコードを10行書いて動かしてみれば?、とおすすめしてみるのですが、最初の最初の、最初の一歩がどうやらハードルが高いらしくて。

 

そういう時には、例えば僕が知っている範囲だとドットインストールみたいな短時間の解説動画付きでちょっとずつ体験してみるのが一番良いのかなと思っています。 自分も新しいことを試してみるときはこういうの垂れ流して聞き流したりすることありますし。

 

または、なんだかんだと腰が重たいし怠けてしまいそうだしもっと直接的に背中を押してもらいながら身に着けたいのであれば、よく話で聞くのはコードキャンプとかテックアカデミーとか、今はオンライン/オフライン問わずプログラミングを教えてくれるサービスがあるみたいなので、まずは試しに受講してみる、というのが大人にとっては良いのかもしれません。

 

僕みたいなタイプに「教えて」とか聞くと「球がこうスッと来るだろ、そこをバァッといってガーンと打つんだ」みたいなことを答えがちなので一番おすすめしない…