2006年 12月 の投稿一覧

年末年始に備えて

約2万5千円分の本を買い込んだ。
年末年始って暇というか、まとまった時間が取れる機会なので、苦手だけど興味があった分野とか、
強みを伸ばす分野で良さそうなものをピックアップ。
2007年に向けて、自分への投資ってことですな。

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オレオレ流 2006年流行語大賞

そろそろ2006年も終わりますね。来年にむけての思いを巡らせるとともに、ことし一年を振り返ってみました。「流行語大賞」
なんて僕がランキングをつけるのもおこがましい事なので、各月についてそれぞれ記憶に残る言葉をまとめてみました。

■[1月]ライブドア・ショック
ライブドア・ショック
 偽計取引だとかで、最終的にはホリエもん含む数人がタイーホされちゃいましたね。株式市場全体がこれをきっかけにドンヨリして、
結局今年一年がドンヨリと流れることになった事件。 そういや東京地検が森タワーにガサ入れした当時、
俺まだあのビルの26Fで働いてたんだよなぁ(遠い目)、かなり昔のことのように感じる。

 

■[2月]「Yo!,1,1,2,2,3,3,4,4,ガンガン ズンズン グイグイ 上昇♪」(by今井メロ)
 

 ガンガン ズンズン グイグイ 上昇 今井メロ
 トリノオリンピック。世の中の多くの人は今年の流行語で「イナバウアー」を選んだらしいけど、僕のなかではイチオシはメロラップ!
数年前のことかと思いきや、これも今年だったのか。
http://www.youtube.com/watch?v=8D8EIQpc7zI

■[3月]「“向こう30年は日本に手は出せないな”という思いになるほどの勝ち方をしたい」(by鈴木イチロー)

WBC 世界一
 WBCでの鈴木選手の発言。僕は嫌韓ではないけど、このコメントでわざわざ目くじら立てる韓国もどうよ。
鈴木君もあんなこと言っちゃって相手を奮い立たせてどうすんのよ、と。そういや、1989年の日本シリーズで近鉄が巨人に3連勝した後
「巨人はロッテより弱い」と言っちゃって巨人が結局4連勝しちゃった時を思い出したな。

■[4月]ワンセグ
 4月1日というとても切りの良い日にスタートしたモバイル端末向けの地デジ放送。鳴り物入りでスタートしたものの、
気づいたらあんまり話題にされなくなったね。ワンセグ=テレビ番組が見れる、と思われているらしいが、
これってデータ放送の方が可能性が広いんじゃね?地上波受け取れる地域にいれば、データ通信でコンテンツをプッシュできるんでしょ?

■[5月]会社法施行
 元々はいろんな法律にバラバラと規定されていた会社についてのルールを、法改正にともなって統合・再編集して制定した『会社法』
が施行された日。この一年程前に法改正があることを知り、「この法律ができれば、会社なんて間単につくれちゃうじゃん。
起業しやすい時代になるんだろうな」と予感。思えば、自分が会社を辞めて起業しようと思うまでに至った後押しのひとつ。

■[6月]「聞いちゃったかと言われれば聞いちゃった」(by村上世彰)
6
 おっさん聞いちゃったんか、そんじゃだめじゃん。と思っていたら、実はあんたがホリエもんを騙してたんかい!と、
更にツッコミを入れてしまった。ほんとのところどうなのかよく分からんので、数年後に暴露本を出版してください。

 

 

■[7月]「急にボールが来たので」(by柳沢敦)
7
 サッカーW杯、日本対クロアチア戦の後半6分に決定的チャンスを外した柳沢敦選手の名言。ヘナーギサーワ♪
 あら?クロアチア戦自体は6月だったか?試合当日は葛西の飲み屋で観戦してました。

■[8月]Honda Racing F1がハンガリーGPで初優勝
8
 嬉しい。ひたすら嬉しかった。ポディウムのてっぺんに日の丸が揚がり、君が代が聞けるなんてしばらくは無理だろうとあきらめていただけに。
実は10代のころはレーシングドライバーを目指していたというのは内緒。で何故いまはネットやらSEをやっているのかは、謎。

■[9月]mixi上場
9
 この分野で上場するならばまず最初はmixiだろう、と思っていたけどやはり。冷え切っていた今年の新興市場で、
唯一と言えるほど期待されたイベントだったのでは?
しかし、まさか上場後数日であんな凄い流出事件が起こるとは…

■[10月]予想外割引
10
 本当を言うと、予想Guyが誰なのか、の方が気になるのだが、とりあえずインパクトがあったのは事実なので。
MNP開始直後のシステムダウンは予想内?予想外?なお孫会長は好きです。

 

■[11月]ビリー・ジョエル来日!!
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 かなり個人的だなこれは。子供の頃からBeatles、Beach Boys、Billy Joelなどを聴いて育ったせいか
(全部Bで始まってる)、若い頃はそれらの良さに気づかずHR/HMの方向に走っておりました。 大人になるにつれてまた聴くようになって、
いまでは何度聴いても飽きない、聴けば聴くほど淡くノスタルジックな気分に浸れるアーティスト。
 ”死ぬ前に(Billyが)この目で見ておきたい!”という十数年の思いが実現して、
会場で思わず涙した経験はおそらく忘れられない思い出。

■[12月]松坂大輔(D-mat)
12
 レッドソックスとの契約が決まった松坂。移籍金約60億円+6年契約で約60億円で合計約120億円も動かす人物になるとは。とはいえ、
来年実際に松坂自身に入ってくるお金は、税金を引いて約5億円+その他スポンサーからの収益なのだけど、それだけでもすごい。
 もっと驚いたのが、「みのもんた、年収50億円」。そりゃ、ロナウジーニョの年棒約33億円に対して「あまり稼いでないんだねえ」
と言えるわけだ。

さぁ、2006年も納めたので、2007年に向けていろいろ考えなきゃ?

『投資ちゃんねる』が目指すもの

個人投資家のためのソーシャルサービスを実現したい!」と思い立ち、楽しかった(謎)ヤフーを辞めてまで挑戦している『投資ちゃんねる』事業ですが、ようやく新しい一歩を踏み出せそう、みなさんにいろいろ情報開示できそうな状況が整いつつあります。

今年の3月初めにβバージョンとして個人投資家向けSNS『投資ちゃんねる』をリリースしたものの、自分の事業アイデアが浅かったため、また自身に焦りがあったため、「ソーシャルネットワークサービスを立ち上げればなんとかなる」と単純に思っていたところもあり(反省)、参加登録していただいた方々には大変申し訳ないのですが一度サービス終了させてもらい、改めてリスタートする準備を進めていました。

2007年はこれまでよりも『個人の資産運用』に注目が集まる年になると確信しています。既に、預貯金だけには頼れないという意識が若年層に芽生え、また同時に退職金などで得られる大きな資産をどのように運用すればよいのかと迷う団塊の世代の方々がたくさんいらっしゃると思います。

大金を稼ぎたい」と考えることに対して嫌悪感を抱く人は多いけれど、『いかにして自分のお金の価値を減らさずに育てられるか』と考えることは卑しいことではないと思います。 しかし、そんなニーズがあるにもかかわらず、これまでの日本にはそのよう時に”これだ!” と思う仕組みが無かった。

従来の資産運用に関する情報やサービスは『セルサイド』(Sell-Side:売り手)主導のものがほとんどでした。インターネットが普及した今、本当に求められるものは『バイサイド』(Buy-Side:買い手)側が発信源となってセルサイドを動かす” 真のサービス”だと考えています。
言い換えると、僕は資産運用に”真の民主主義”を実現する仕組みを実現したい!!と考えています。

そんなことを考えていたら、ちょうどITmedia Anchor Deskで以下のような保田隆明氏のコラムがエントリーされていました。

Web2.0時代に欲しい保険、資産運用サービスより

ということは、実は私たちが知りたいのは、自分と同じような価値観をもった人達がどんな保険商品、 資産運用商品を購入しているかということになるのではないでしょうか?1人のFPが、 自分と同じような価値観の人の相談をたくさん受けたとは想像しにくく、 それよりはむしろ自分と同じような価値観の人達の加入する保険や資産運用商品の情報を集約したインターネットサイトでもあれば、 そちらの方が重宝するのではないでしょうか?価値観、もしくはライフスタイルを打ち込むと、 同じような価値観をもった人達が購入している保険商品、資産形成がポンと出てくる、そんなものが出てくると面白いと思います。

まさに、自分が『投資ちゃんねる』に求めている姿とかぶります。日本人って「自分のお金について人に話すことはなんとなくイヤ」、という考えがちですが、それ以上に「みんなはどのようにお金を使っているのだろう?」と知りたいと思うニーズも存在しています。『投資ちゃんねる』では、”みんなお互い知りたいと思っているんだよ” というニーズを自分たちで認識してもらえるような仕掛けを実現したいと考えています。

ソーシャルネットワーキングから始まり、ソーシャルブックマーク、ソーシャルニュースと、 ソーシャルサービスが旺盛になってきましたが、それらはほぼ全て価値観融合サービスです。この延長線上で考えると、 私たちの保険や資産運用にヒントを与えてくれる金融資産に関する価値観共有サービスへのニーズはありそうですし、 仕組みもそんなに大変ではないでしょう。

保田さんの言うソーシャルサービス=価値観融合サービスという定義には、ほぼ同感。

一般的にはソーシャルサービス=人同士のつながりを電子化するサービス、という定義されている場合が多いのですが、 僕個人の考えとしてはソーシャルサービス=生活の触媒と定義しています。
既存のソーシャルネットワーキング/ブックマーク/ニュースを例にしても”参加する→人の行動(投稿/書き込みなど)に触発される→自分も行動する(投稿する/書き込む)”といった、 人の行動を誘発する触媒的な仕組みになっています。
これはもちろん資産運用にもあてはまるはずで、” 参加する→人の投資活動に触発される→自分の投資活動でも実践してみる→うまく行ってそれを開示する(さらに良い知恵やアドバイスが手に入るかもしれない)”といった流れが実現できれば、日本人の投資に対する考え方に大きなインパクトを与えるのではないかと思います。みなさんはどう思いますか?

そもそも保険とは加入者同士が相互に掛け合うものですから、すでにソーシャルなサービスです。しかし、 間に介在する保険会社が保険加入者相互の顔を見えなくしているので、その相互性、 ソーシャル性を逆に削いでしまっているような気がします。

小売業や旅行業などの一部では既に”買い手”が主役になり始めています。しかし、世の中にはまだ”売り手” がコントロールしている分野が多く、それらをネットワークやテクノロジーが次々と壊していっている時代、それが我々がいま生きている時代なのだと感じます。
売り手/買い手のどちらが主導権を握るべきかは時代の流れが決めてくれるもの。 しかし、自分のお金を投じるんだから金融サービスは我々買い手側に主導権があるべきだ、と確信しています。 とはいえ、実際に具体化するとなると難しいんだよなあ、なんとかしてお互いの顔がみえる仕組みを作りたいなあ。

しかし、現状では、一般消費者が間違った保険商品、資産運用商品を購入している可能性も高く、 上記のようなソーシャル金融サイトが登場しても、その間違った集合知を更に広めて、 犠牲者を増やす結果となってしまうのではないかという指摘もあるかと思います。しかし、インターネットでは自浄作用が働きますので、 放っておいても間違った集合知は徐々に修正されていくと思います。

インターネットの自浄作用も効果的だと思いますが、僕としてはネットだけに頼らず、”オフラインでの自浄作用” も活用するべきだと考えています。
昔から「投資クラブ」などの個人のサークル的集まりが存在していました。そこでは実際に顔をあわせることで、お互いの意見や投資判断に対して信頼度を認識する本当の”ソーシャルな仕組み”が存在していると思います。
オンライン上のテキスト文字だけで認識するのではなく、オフラインでの人間の直感に頼った”ソーシャルな仕掛け”も融合することで、更に自浄効果は高まるのではないでしょうか。

ネット銀行もネット証券会社ももっとWeb2.0的要素を組み入れることで面白い事業展開ができると思っていますが、 このように保険や資産運用の場合はもっと即効性があるのではないかと思います。一方、 保険や資産運用会社は商品内容をわざと複雑にすることで潤っているわけですから、 このようなソーシャル金融サイトみたいなものが登場すると迷惑なだけなので、 サービスの提供を既存会社に期待するのは難しいかもしれませんが……。

たしかに。既存の企業が主体となることによって、または特定の既存企業からのスポンサードを受けて保田氏の言うような金融サービスや『投資ちゃんねる』のような事業は難しいと思っています。
”自分で事業化したい!”と奮起したものの、その最終目的は僕が大金を得ることではありません。 ” 買い手が主役になる金融サービス” という原点から始まって、最終的には日本人のお金に対する価値観を良い方向に変化させ” 社会にとって有意義だと認められる仕組み” を作ることだと考えています。

その実現のためには、
・上記を理解してくれるスポンサーと協力する
・全くのバイアスがかからないよう、特定のスポンサードは受けない
・バイアスがかからないよう、全てからスポンサードを受ける (んなアホな)
と考えているのだけど、うまい方法はないものか…

とまぁ最後はアホな事を言ってしまいましたが、このサービスが存在することで一部の方々から”おまえらぶっ潰す!” と迷惑がられることは必至だと思います。

そんな時はぶっ潰されないよう、がんばります 精一杯…

あ、きっと世の中には僕と同じような考えで、既に事業化に向けて取り組んでいる人たちもいると思います。ぜひぜひ、切磋琢磨したいので競争して良いビジネスを作っていきましょー、 機会があれば交流したいものです。

経営に必要な視点を、経営者の視点で知ること

ディノ高原社長のブログにて、
起業するにあたり非常にためになるエントリーを発見。事業経営にあたり大事な「ロマンとソロバン」のうち、
ソロバンの腕を磨くために必要な視点だなと思う。なにより、自ら経営を行う立場からの言葉で書かれているため、実践的でとても納得。
勉強になります。

■[仕事]ソフトウェア開発会社を作ろうという小資本理系学生向けのメモ より

好況時

好況時は不況時に備え現金を蓄える。現金の相対価値が低いので新規事業や採用広告は最低限にする。ただし、0にするとやり方を忘れてしまうので最低限はやる。

現金を増やすために金融機関との付き合いを深め現金を調達する。内部留保を増やすため利益を出し税金を支払う。
業績をアピールして金融機関の借入条件を少しずつ見直す交渉をする。

従業員の教育研修に投資するなど生産性を高めるための投資をする。

不況になる時期をしっかりと見極める。

なるほど。彼の経験を元にした言葉なのだと思うが、実際に経営上で直面した際の思考手段としてわかりやすい。
経営書などとは違う、身近な視点の高さで語られていて参考になります。All or Nothingではない、
バランスがとれた彼の感覚が伝わってきます。

更なる不況がくると思うなら

借入を返済してしまう。早めに役員報酬を減額したり、引越しなどして支出を減らし利益をちょっとだけ出す。

ここの表現も、バランスが垣間見えるなあ。

参考になるか判らないけどとりあえずメモ。

めちゃめちゃ参考になります(^^

芸人:「くじら」さん

BSデジタル放送局のBS-iでやってた番組、「BLOG@GIRLS」(ブロガル)をたまたま観ていて、ツボにはまった芸人を発見!

「くじら」さんという芸人で、ひたすら釣り名人のモノマネをするのだけど、誰が誰だかわかんね?(笑) でも、釣り名人のことなんて知らなくても大笑いできます。 んで、観てると絶対に「誰だよw」「わかんねーよ!」と同じツッコミをしたくなります。ぜひ一度、ご覧あれ。

YOUTUBEで見つけた
■登龍門 インパクト くじら

■くじらさんのブログ「くじらの遊泳ブログ