真夜中の決闘 ~Gという名の強敵(トモ)~

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出たよ。 出ましたよ、とうとう。 Gがよ。
2年前、マンションに引っ越した当日に台所の排水溝でご対面して以降の再会、ただし種類は違うっぽいけど。(Gだと思うけど、一瞬コオロギにも見えた。小さいタイプ。)

深夜4時頃、詰めて作業を行っていたら突然、液晶ディスプレイの裏からカサカサ、っと(「コンニチワ!」)

出たっ!」と一瞬で戦闘態勢に入り、すぐ身の回りにあった物で身構える。
叩く棒になるものが無く、右手に程よい長さのガムテープ。

ファーストコンタクトでは見失い、それからしばらくは右から出ては消え、左から出ては消え、
着地に失敗していきなりキーボートの脇に落下してきて俺をビビらせてくれるなどの繰り返しで15分くらいが経過…

「また現れてからやっちまおう」と席に戻り、作業にまた集中していたところ。「・・・・
・感じる。」 
こういうシチュエーションの時にはよくある、「見られてる感
をビリビリ感じ、床に目を落としたところ ?居たっ!?

叩くものは無い、ガムテープも遠くにある。殺虫剤なんて後がめんどくさいので使いたくない、さぁどうする??
そんなことを考えている間に、隣の部屋でスヤスヤと寝ている嫁さんの布団なんかに逃げられたら、俺の命が危うい!!
 
ていうか明日以降、昼の食事を用意してくれなくなるぞ!と様々な事を一瞬のうちに考えながら、ある天才的な行動にでた。

(ここからは文章だと分かりにくいので、添付の図を参照。こんな図をパワーポイントで書いたのは初めて)

g

 

■まず、作業机の上に置いてあったアルミ製のペン立てを手に取り、床にいるGを閉じ込める。

 

■次に、閉じ込めたペン立ての口を密封するように、厚手の紙を床との間に瞬時に挟む。ペン立てはメッシュになっているので、
Gが登りやすかったのはラッキー、浮かして挟みやすかった。 Gの自業自得だが、閉じ込められた瞬間に触覚を両方とも無くしたらしい、困るだろうなあ。

 

■本音を言うと無益な殺生はあまりしたくないので、厚紙とペン立てを上手く手で押さえつけ密封したまま、手で持って移動。うちを出て、
マンションの植木がある庭に、Gを開放してやる。

 

というわけで、被害は最小限にくいとめ、殺生もすることなく、後味の悪い後片付けもする必要がない完璧な勝利をおさめた俺は、なんとかこの強敵(トモ)との闘いを記録に残したく、
仕事そっちのけでブログを書いてみる。

 

明日、マツキヨでコンバットを買い込んでおこっと。

 

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