「もしドラえもんの「ひみつ道具」が実現したら タケコプターで読み解く経済入門」を読んだ

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ああああああ。せっかく読んでたのに、ブログにメモするの忘れてた…
というわけで、レオス・キャピタルワークス社の創業者であり、取締役CIO(最高運用責任者)である藤野英人さんが9月に書かれた著作「もしドラえもんの「ひみつ道具」が実現したら タケコプターで読み解く経済入門」(略して、もしドラ経済)を読んだのでそのメモ。

まずは、どんな内容の本かというと…

【内容紹介】【はじめに】から引用

もし、タケコプターがいまの日本に実現したら……。
生活が一変して、新しいビジネスや価値観が生まれるだろう。
いち早く対応するのはどの企業? 衰退する産業はある?
そう考えるだけで、なんだかわくわくしてきませんか?
自由に想像を膨らませれば、どこまでも発想が広がっていきます。
そうすることで、経済だけでなく、世の中全体のしくみが見えてくるのです。
(中略)
この本は、ドラえもんの「ひみつ道具」について詳細に解説する本ではありません。
もしドラえもんの「ひみつ道具」がいまの社会に実現したら、人々の生活や社会、文化、経済に
どんな影響が出てくるだろうということを、かなり真面目に述べています。

という、経済を難しく考えるのではなく誰もが知っている「ドラえもん」のひみつ道具を例として、実際に今の社会に実現したらはたしてどんなことが起きるの?という視点で書かれています。
また、物腰が柔らかい藤野さんらしい文章というか、優しい文章体で終始書かれていて、更にはその目線というのも専門家の説明ではなく僕ら一般市民が普段から目にしている風景でイメージできるように語られていて、さらっと読みやすい一冊です。

本書で取り上げられる「ひみつ道具」は以下。

・タケコプター
・ガールフレンドカタログメーカー
・フエール銀行
・アンキパン
・カラオケメイツ
・ほん訳コンニャク
・お医者さんカバン
・ガリバートンネル
・カッカホカホカ
・どこでもドア

それぞれの秘密道具が、もし実現できたら、「どんな良いこと」「どんな悪いこと」「どんな会社が利益あるいは損失を受ける?」などについていろんな予測にしたがって話が進んでいきます。

面白かったのは、「良いこと・悪いこと」の見方が幅が広く”えっ、こんなところにも影響が及ぶのか!?”といった気付きをもらいました。
また、各ひみつ道具の予測の中には、具体名をあげて影響を受けそうな現存企業がピックアップされている点も面白い。この点は、本の内容の理解を深めるためのポイントだったんじゃないかなあ。
中には、「こんな企業が進出してくると思います」といった話以外に、なんと「すでにこんな企業が取り組んでいる|実現している」といった例も挙げられていることもあり、読んでるうちにワクワクしてきちゃいます。

目次をぱっ、と見たところ、個人的な事前予測では「タケコプター」と「どこでもドア」は実現したときのインパクトはデカイだろうな、と思っていました。
なんでかっていうと、ドラえもんの中でも最頻出のひみつ道具だから。
藤子.F.不二雄先生もきっと、最初は「タケコプター」や「どこでもドア」がここまで重要な道具になるとは予想して無かったのかもしれない。連載を続けるうちに、仮想の世界とはいえこの道具が実際にもたらす社会インパクトに気付いて、その後マンガの中でも頻出したんじゃないかなあと思う。

★もし、(というかたぶん藤野さんは続編を考えてるんじゃないかと思うけど)、今回取り上げられなかったひみつ道具の中でぜひ読んでみたかった!と思うなら、迷わずに「もしもボックス」あるいは「ソノウソホント」かな。だって、最強最凶じゃんあれ。
もし「もしもボックス」と「ソノウソホント」が実現したら、世の中の全ての常識や価値観がひっくり返ってしまうわけで、社会どころか生物や物質の起源までご破算になりかねない、ほんと計り知れないインパクトがあるとおもうんだが、さて?

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