yanoshin

わくわくオープンラボ合宿@伊東温泉 10/21日?22日

…をっと、どうやらブログを書いたまま投稿せずにそのまま下書きにする癖がついちゃったぞい。ようやくエントリー。

さて、わくわくオープンラボにてとうとう初の合宿に行って参りました!!今回はそのレポートをば。

参加メンバーはちょうさん(「ちょーちょーちょーいい感じ」、わくラボ創設者、ていうか言い出しっぺ)をはじめ合計6名(+奥様)、場所は一部の業界では開発合宿で有名な山喜旅館さん

宣伝になってしまうのですが、なんと言っても山喜旅館のメリットは、
 ・ほどよく近い …都内から電車で片道2.5時間程度
 ・ほどよく遠い …都会を離れて普段と違う環境
 ・無線LANが館内で利用可能 … これがないと合宿地に選べまへん
 ・会議室を借りれる …和室に座椅子で、でも良いのですが、やはりミーティングするには椅子と机、ホワイトボードは便利!
 ・海まで歩いて1分 …アイデアが出ないは、いっそのこと気分転換にぶらり散歩
 ・リーズナブル!!!  …研修プランで一泊二日二食付きが、ひとり6,300円はお得!!24時間お風呂に入れるし。

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では、合宿中のレポートを、
(写真は、わくラボのWikiページにUpしました。)

【10/21 初日】
 朝、東京駅から出発して、途中、品川、川崎、横浜で参加者と合流。このくらいの参加者数であればこういった集合の仕方ができて楽ですね。
 昼すぎに旅館に到着、さっそく会議室に通してもらいました。

二次情報共有サービス」の基本仕様MTG
 「ネット上に集まる一次情報を集約して、さらに参加者の感情や賛否をまとめたサイト郡があると面白いよね」といったサービスを立ち上げるプロジェクト。cesareさんが開発担当で、我々を含め具体的なサービス仕様を検討しました。プロトタイプを開発してくれるとのことで期待!!

わくわく認証プロジェクト」の基本仕様ブレスト&プロトタイプ開発
 「いろんなネットサービスあるけれど、それぞれのサービス毎にIDとパスワードを覚えて使い分けるのは面倒、まとめたい!」というコンセプトで立ち上げたプロジェクト。
 言い出しっぺは自分なのですが、技術面やサービスセキュリティ面でどういった事が現実的に可能なのかいまいち不明確だったので、今回の合宿目標として
(1)各社が提供している認証APIの仕組を理解する
(2)可能な認証APIについてはプロトタイプを開発
を設定して合宿に臨みました。
 とりあえず、現在認証APIを提供しているはてな、Flickr、Jugem、Typepad、 OpenIDの仕様を一通り解読しある程度理解。その中でも「はてな」と「Flikcr」は仕様が類似しているため、これらを使ったテストスクリプトをいくつか書いてみました。
 実際にコードを書いてみて分かったことがいくつかあって、提供されている認証APIはWebクライアント+HTTP経由での利用が前提のため、理想としているサービスを実現するためにはセキュリティ的に不可能な事が多い。それをどうするべきかは、今後プロジェクトに戻って参加者たちとディスカッションを重ねる必要があることを理解しました。

深夜の2時頃まで会議室に篭り、上記のようなことをウンウンと唸りながら考えていました。

【10/22 二日目】
 朝は8時過ぎ起き。8時に朝食をお願いしていたため、旅館の仲居さんに叩き起こされる(?)。朝食の後はチェックアウトまで時間があるため、温泉に入り温まる。
 10時チェックアウトなのだけど、外に出てもなあ、ということで会議室だけを延長でお借りすることに。3時間ほど会議室で作業するが、調べものでほとんどの時間を費やし、終了。時間が速いな。

お昼ご飯は、伊東駅前ですごい長い行列ができていた味の店「五味屋」 に行ってみた。どうやらTVでもよく取り上げられるほど有名なお店らしい。「おまかせ丼」が2,100円にもかかわらずすごいボリューム&美味。これはやみつきになりそう。

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ということで、まとまりのレポートですが、最後に今後の合宿に向けて反省点を。
【反省点】
・合宿の前に、やることは具体的に決めたほうが良い。できれば数値的な目標もあると良い
 ⇒合宿中に細かい目標まで決めていると、スタートまで時間がかかり勿体無い。

・合宿中のタイムスケジュールを決めておく
 ⇒他の参加者との共同作業や、夕食、入浴などの時間もあるのである程度臨機応変にできるようにする必要があるが、個人作業のスケジュールに関しては具体的に区切っておいた方が気分的にも楽。予定している時間を過ぎたら、以降は切り捨てて次のタスクに移るべし。

・延長ケーブルは長め&タップ数が多いものを持っていったほうが良い
 ⇒みんなと一緒に使う可能性があるので、なるべく多く電源がとれるものがベスト

・夜食にカップラーメンはよくない。お湯が手に入らないリスクも想定
 ⇒結局、自宅に持ち帰って食べました。

以上っす

11月のモチベーション Billy Joel

めちゃ忙しかった10月が終わり、更にめちゃ忙しい11月がやって参りました。

先月と今月を乗り越えるためには何かモチベーションが必要、ということで、実は8月に先行予約にて「Billy Joel in
Concert 2006@東京ドーム 11/30」を買っておりました。S席アリーナなり。
とうとうあと一ヶ月をきって、今日からすでにハイテンション。誰か他にも行く予定の人はいるのかな??

ビリージョエルのコンサートは初めてで、「いつか絶対ナマ演奏を聴いてやる!死ぬまでに」(もちろん彼が)
という強く想っていただけに、今月のモチベーションの高さといったら人生で一、二を争う程に。

既にオリジナルアルバムとライブ盤はiTUnesの中に18枚分コンプリート済み、外出時に聴いてるiPodもすべてBilly
Joel祭り状態となっております。更には、密かに9月中よりピアノも練習中(!)
でお気に入りの曲はライブまでにマスターする意気込みなり。(何故?)

いまから「Piano Man」の大合唱が楽しみです!!!

さぁ、今月も仕事がんばるぞ?

 

葉っぱビジネスで年収1,000万円のおばあちゃん達

フジテレビのスーパーニュースを観ていたら、「”葉っぱ”で儲ける 84歳現役おばあちゃん」という特集をしていました。

”なんだなんだ?怪しいビジネスか?”と勘ぐっていたのですが、そんなことは全く無い、とても素敵な事業でした。

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徳島にある株式会社いろどりが展開している事業で、全国の料亭や旅館から料理に添える花や葉っぱ いわゆる”つまもの”を受注し、それを?いろどりがまとめて生産者(おばあちゃん達)に連絡。 おばあちゃん達はFAXやPCでリクエストを確認すると早い者勝ちで受注し、収穫した葉っぱを農協を通して市場へ販売する、というもの。

【流れ】
(発注者)全国の料亭、旅館

↓発注

?いろどり 「いろどりネットワーク」

↓生産者のおばあちゃん達が見る

おばあちゃん:提供できる葉っぱとボリュームを伝える(早い者勝ち)

↓受注が決まれば

おばあちゃん:山にでかけ、葉っぱを収穫。

↓農協に納品

農協を通じて市場に販売  →注文者:料亭や旅館へ

売上からの収益などへの配分は、

  • 売上の5%を手数料として?いろどりへ
  • 80%が生産者(おばあちゃん達)の取り分
  • その他、農協の手数料、運賃などの原価

ということになっているらしい。昔は山へ葉っぱを集めに行っていたらしいが、最近は効率化してじぶん家の庭で大抵の葉っぱは収穫できるようにしているおばあちゃんもいるらしいです。ハスイモの葉っぱで1枚100円程度、柿の葉で15円程度が相場とのこと。 ?いろどりの今年の売上は約2億6000万円らしいです。
おばあちゃんの中には月収で70?80万円も稼ぐ人もいるらしく、年収にすると約1,000万円ってことですか…すごいな。

「うちではおばあちゃんが一番の金持ちや」と家族に言われている、と言うおばあちゃんの笑顔がかわいかったのが印象的です。稼いだお金は自分のことに使うことはほとんどなく、孫や曾孫のために使うとか、3世代で住めるように改築するために使ったりだとか。

”葉っぱ”がほしい料亭や、農産物を流通させて利益を得る農協、山ほどある葉っぱを集めてお金を稼ぐおばあちゃん達、人が世話をすることで維持される自然。どれもがメリットを享受している、久々にマイヒットなビジネスだなあと思いました。
何よりも、おばあちゃん達に”生きがい”を与えてる事業ってことが胸を打つなあ。 仕事をもらって収穫に出かける、おばあちゃん達の笑顔がかわいらしくてとても印象的でした。

[参考リンク]
「葉っぱを宝に変えた町」
http://www.shikoku.meti.go.jp/soshiki/skh_a3/5_houkoku/040408a/genki/kamikatsu.htm

「里山の葉っぱが、 おばあちゃんを人生の主役にした」
http://www.innovative.jp/2005/0720.html

『投資ちゃんねる』について

ロゴ_Ver1.0

『個人投資家のためのソーシャルサービス 「投資ちゃんねる」』のアイデアを思いついて1年とちょっと。
昨日、9月7日はちょっとした岐路の日、でした。 「資産運用って将来はもっと重要視されるよなあ、たくさんの人が自分達の資産をどうしようかって悩むはずだよなあ、でも結局売り手側の企業たちにおいしいところだけ吸い上げられて、個人投資家って結局 損しちゃうんだよなあ、ん?」 という発想が元になり、「なんでこんなに個人への投資の入口が広がってるのに、まだ個人投資家の立場って弱いんだろう? どうせなら、ちょっとでも個人の投資家たちが繋がって発言し合える仕組みが世の中にあったらなあ」 と思い立ち、勤めてた会社を辞めて独立してまでやろうとした『投資ちゃんねる』。

一応、自分の誕生日である2006年5月2日にある程度のシステムが完成した段階で、”試験運用”としてリリースしてみたものの、発案当初の目論見とちょっと違う現実や、次々巻き起こるシステムトラブルに疲れ果てて、しばらくの期間ほったらかしにしておりました。

いや、熱意は冷めてないんですよ。まだやはり、これから「貯蓄から投資へ」という流れは確実に来ると予想できるし、近い将来には”自分の資産、どうやって運用しようか??”と悩む人達がどんどん増える、はず。

去年の9月7日にドメイン(104ch.com)を取得してからちょうど1年、ドメイン有効期限が切れてしまうので、ここ2ヶ月くらい『投資ちゃんねる』を今後どうするか頭をニュートラルにして考えていました。

世の中にはやはり同じ事を考えている人は存在して、中でもtrinさん(http://trin.jp/)や一億総億万長者プロジェクトSNSさん(http://www.tmmp.jp/)など、同じ方向性を持つサービスも出現してきました。
もぅね、”『投資ちゃんねる』のドメイン有効期限が切れてしまえばいっそのこと悩まなくて済むんだろうな、楽になれる”、と思っていたわけですよ。既に形をつくりリリースした他社さんのサービスは素直に好きだし、ビジョンが似てるのならば参加して盛り上げることで応援できるじゃないか、それでいいじゃないか、と。

9月7日には例のわくわくするプロジェクトのミーティングがあり参加、そこではtrinを運営している田中商店?の田中さんにお会いすることができました。 株式ソーシャルクリップサイトという、自分が目指していたビジョンに非常に近いアイデアを実現しており、今後に向けて考えているアイデアも非常に同感。短い時間しか会話は出来なかったけれども、やりたいことの本質のベクトルは非常に似ている、そんな印象でした。

んで、会合も終わって帰り道、ひとりで歩きながら考え事をしていたのですよ。 ああ、良かったな、となんだか肩の荷が降りた自分がそこに居ました。
「よし、決めた!」そう思い、帰宅後にまずやったことは… 104ch.comドメインの契約更新!!!
(゚Д゚)ハァ?ナニヲやっとるんじゃおまえ?
…いやあ、だってね、ああいう熱い話をするとね「やっぱりやりたい!」 て思う自分がいる訳ですよ。なんていうか、人の生活に役立つアイデアがあるのに、それを実現しようとチャレンジしなくてどーするのよ自分、と。 いろんな人が近いアイデアを考えている現実と、既にそれを形にしてる人がいる現実、それを客観的にみれば、どー考えたって 「みんなが欲しいと思ってるんじゃん!」という事実に辿り着いたのです。

他社(他者)と競争しようという気は全くありません。むしろ、お互いが連動して相乗効果がでる仕組みというモノがどこかに存在するはずだし、自分と他方それぞれの強みと弱みを補完しあって、住み分けることが充分可能だという結論です。
んじゃ、何をやるの?ということですが、他者とまったく同じ道を登ろうなんて思っていません。目指す山の頂上は似てるかもしれないけれど、登る道が違えばいいじゃない、と考えています。
元『投資ちゃんねる』でやろうとしていたアイデアのうち、死んでしまったアイデアもあるけれども、まだ生きてる、むしろこれから生きてくるアイデアもある訳で、それを実現してやろうかと。(以前事業プランをプレゼンさせてもらった方にはある程度お話し済みですが、ソーシャル系のネタがアイデアの全てではありません。)

んでもって、子供の頃から興味があった資産運用というテーマについて、残りの長い人生で取り組める「ライフワーク」として育てていきたいなと改めて決意しました。

あ、そうそう。しばらくこの大切な言葉を忘れてた。
失敗は、チャレンジした者だけに与えられる勲章

ということで、これからもみなさん、よろしくお願いします。

失敗したっていいじゃない、人間だもの (パクリで終わりか?俺)