「利用1兆円目前に、デビットカード加盟25万店突破」 from 日経新聞
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20060821AT2C1900M20082006.html
普段、外出時にあまり現金を持ち歩かない(多くても1万円ちょっと)のですが、
そんなときに本屋などでちょっと多目の出費となるときはデビットカードで支払うようにしています。
デビットカードのことを知らない、という人はもうそんなに多くはないとは思いますが、カードで支払いをするけれども、
クレジットと違って信販会社などが一時的に肩代わりをするのではなく、銀行口座から即座に金額が引かれるという仕組みのものです。 だから、
口座にいまある金額しか使えないため、クレジットのように支払能力を超えて買い物をしすぎることはまずありえません。
知人に聞いてもあまり使っていないみたいなのですが、
- 手数料がかからない
- いま支払える限度しか使えない
- 要は現金と同じじゃん
という考えから、僕はとても好んで使っています。 こういったメリットがみんなに広まれば、デビットで支払えるお店が増えて
「現金を持ち歩かなくてもいい生活」ができるのになあ。
今の日本のデビットカードではできない「キャッシュアウトサービス」の利用化が検討され始めたもよう。これは、
加盟店の店頭のレジなどで自分の銀行口座から現金を引き出せる(しかも手数料ゼロ)サービスのことです。
1999年にアメリカのコロラド州に居たとき、僕はほとんど銀行のCD機は使いませんでした。
向こうのひとは普段のスーパーの買い物から日本でいうデビットカードを使っていてびっくり、
僕もまわりにあわせて銀行で作ったカードで普段の買い物をしつつも、財布に現金が足らなくなったら「$40キャッシュアウトで」
と一言告げて現金を手に入れていました。 つまり、レジがCD機代わり。
おそらく日本の商習慣から考えると、なんとなーく怖いとかネガティブイメージが先行して、普及にはしばらく時間を要すると思うのですが、
これが実現すればものすごく便利。 特に日本のようにコンビニが町の交差点ごとにある国だと、威力を発揮すると思うんだけどなあ。
銀行もATMとか簡易出張所とかの設置にくらべてコストが減るはずだから嬉しいはず、なのに。
そんなわけで、はやくデビットカードが普及することを期待しています。