- $35くらいで買ったマイコンボードRaspberry Piの初代、Model Bタイプ。僕がプロトタイプ開発にも使わなくなった型落ち。
- 安いアクリル製のケース、USBキーボードとマウスは僕の余り物。
- 電源はマイクロUSB端子からの5V供給なので、Androidスマホの余った充電器とUSBケーブル
- テレビにHDMIケーブルに接続して、リビングで。
[余談]
[余談]
昨夜2015年4月14日に発生した熊本の大地震のあと、「昔つくった緊急避難所を教えてくれるサービス、どうなったかな」と思って、Google Analytics を確認してみた。
本記事下に添付した画像は2015年4月14日から15日に絞り込んだアクセスを地域別にした図。このサイト、近ごろはもうほとんどアクセスもなくてコードのメンテナンスもしてないけど、昨日から今日にかけて熊本の地震をうけて使ってくれた人がいたみたい。
自分すら忘れていたサービス、でもまだ一人でも使ってくれてる人がいることを思うとなんか嬉しい。
他にもメンテしてない放置サービスが覚えきらないほど沢山あるので週末にアクセス解析眺めてみよう。
近くの緊急避難所を探します https://0312.yanoshin.jp/
このサービスは、2011年3月11日の東日本大震災が発生した直後に自分自身が「こんなときどこに避難すればいいんだ?」と悩んだため、外出先でも携帯で(当時はスマホじゃなくてガラケーだったけど)身近にある緊急避難所を探せるように、と作ったもの。
元データは内閣官房が提供している全国版のPDFを、プログラムを書いてひとつひとつデータベース化したもので、今ならばオープンデータなんかで使いやすいフォーマットで提供されてるけど当時は無理やりコードの力でなんとかしたなあ。
震災直後に本番リリース、すごい適当なサブドメインで公開しているところからも当時はリリースを優先するために独自ドメイン取得とかもイラネ、それより早く必要な箇所だけ作って公開しなきゃ、と思ってたんだなあ。
春ですね。
というわけで、Ansibleで構成管理してるサーバ構築の俺俺レシピをメジャーVer. Upしたんですが、こういう自動化のノウハウって欲しいひといるのかな。
今回からHTTPSに標準で統一(+Let’s Encryptの無料SSL証明書の自動発行)させたので、今後のGoogle対策にも対応。
それとオープンソースになったParse Serverもよしなに設置してくれるようになったので、これのおかげで思い立ったらすぐに環境用意して、アプリ作りに専念できます。
・ドメイン決めて、空きサーバを用意したら(バーチャルホストは何個でも)
・CentOS6.7を入れて(*1)
・Nginxでリバースプロキシ。80番ポートはすべて443番にリダイレクトしてHTTPSに統一。
・Let’s EncryptでSSL証明書を発行して設置。2ヶ月毎の自動更新スクリプトも設置。
・アプリケーションは裏にApacheを置いて、PHP7.0-FPM + MySQL5.6で動作する仕組みを設置
・必要があればParse Server( + MongoDB )も設置してくれる
・他にも必要に応じてRedis、Memcached、MecabとKakasiとかキューサーバとかログコネクタとかも選べる。
(*1)CentOS7はなんかモッサリしてたので、ミニマムでキビキビ動くCentOS6系にしてる
創作や製作したい人が、作る目的と誰のために作りたいかを純粋に維持するためには、汚し続けてもいい・五月蝿くしても気兼ねが要らない創作環境が必要だと感じるここ最近。
充実した道具と綺麗な環境を与えるのは恵まれてる反面、「すごいもの・賢そうなものを創らなきゃいけない」っていう無意識へのハードルを設けてしまうので逆効果かも。 小汚い町工場くらいがちょうどいい。
作ることにファッション感覚の憧れがある人にはスタイリッシュさが響くんだろうけど、実際作ってるとアホなモノや敢えて失敗する試作を気兼ねなく作れる環境のほうが実りが大きい。
ただでさえ、創る行為には不確実性と闘う重荷があるので、精神的なコストは抑えられたほうがいい。
僕が欲しいと思えるものじゃないと買ってもらえるわけがない。
僕が欲しいと思えないものは買ってもらえるわけがない。