いろんな活動のお話

ストリートビューのまとめサイト、『うらたん』で紹介していただきました

先日イキオイでつくちゃった『おもしろGoogleマップストリートビュー まとめサイト
ですが、先日うらたんさんのHOTニュースのなかでリンク掲載していただきました。

2008年8月9日
うらたん-HOTニュース「ストリートビューの問題点と楽しみ方を考える 」
http://uratan.jp/hotnews/2008/08/001703/

 

うらたんさん、マック平山さん、ありがとうございます?

ストリートビューまとめサイト その後

ストリートビューまとめサイト プレビューがぞう

8月5日にリリースした「おもしろGoogleマップ ストリートビュー まとめサイト」ですが、本日8月10日の早朝時点で調べたGoogle Analyticsによると累計PV数が253,097ページビューを突破していました。
ありがたや。

これだけ多くの人に見てもらってるんだと意識すると、なんかできるだけ使いやすく・面白い改善をどんどんやってろうという気が起きるもので。

いくつかサイトデザインを更新&プラグイン機能を実装してみました。

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■トップのタイトル画像がつきました。 作者はトミモトリエさん@ヒニクリップ。Special Thanks!!
それに伴い、Pukiwikiのデザインやレイアウトを調整。横幅サイズを変更したり、バナー広告の位置を変えたり、
左側にメニュー一覧を設置したり。

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■まとめサイト内にストリートビューをキャプチャした静止画像を自動的に表示できるようにしました
従来は「URL」文字列をペタっと貼り付けるだけの仕様でしたが、#streetview(URL)というオリジナルプラグインを開発しました。
#streetview()プラグインにGoogleマップのURLを指定すると、

  • googleマップ ストリートビューへのリンクを表示する
  • プレビュー画像(静止画)を自動的にインライン表示する。「この画像をダウンロードする」リンクでローカルに保存する事も可能。
  • 「# ストリートビュー画像をここで見てみる?: 」によって、
    まとめサイト内でもストリートビューの360度画像を表示してグルグルできるようになりました。

*ストリートビューのプレビュー画像の生成には、オンラインWEB画面キャプチャAPIを提供するWebsnapr(http://www.websnapr.com/)を利用しました。

また、パラメータ付きのURLを短くできるTinyURLのAPIをPHPから簡単に使える「PEAR::Services_TinyURL」(http://pear.php.net/package/Services_TinyURL)を使っています。
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そんな感じっす。 あとは何をしよっかなー

つくってみました『おもしろGoogleマップ ストリートビュー まとめサイト』

おもしろGoogleマップ ストリートビュー まとめサイト

あのー、昨日あんだけマジメな日記を書いておいてなんなんですが、先日リリースされてたGoogleマップ
ストリートビュー
のおもしろスポットを集めたまとめサイトを作ってリリースしてました。
まとめサイト、っつっても僕がシコシコと集めてまとめるよりも、訪問してくれるみんなそれぞれが見つけた面白いものを置いていってくれたほうが面白いかとおもい、PukiWikiでさくっとつくっちゃいました。(制作時間 1時間くらい)

おもしろGoogleマップ ストリートビュー まとめサイト
http://googlesv.dreamhosters.com/
http://googlesv.yanoshin.jp/

黙っててごめんなさい。
しかも、リリース後1日が経過して既に 37,588 ページビュー数もいただいてごめんなさい。(ウホッ)

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【告知】デジハリMovableType講座 今日からスタート!

デジタルハリウッド MovableType講座

嗚呼、人間って限界点を超えると花畑が見えてくるのですね… やのしんです。なんて徹夜作業の気晴らしの変人ゴッコはさておき、大丈夫です。ええ、至って尋常です、慣れてますから。

週末の間は、来週リリースを迎える新サービスの案件でテスト&テスト&デバッグ&テストを繰り返す日々であるにもかかわらず、うちの作業用メインマシンであるDELL E521くんがスパイウェアかウィルスかに感染してしまいどげんかせんといかん状態になってしまいOSの再セットアップを迫られるといったハプニングも発生。
泣く泣く丸一日かけてセットアップ作業をしながら、新サービスのテストをぶん回しつつ、更に月曜(3/31)から始まるデジタルハリウッド渋谷校でのMovableType講座の講義資料をまとめる作業も並行して行っておりました。 ええ、やればできる子なんです。やらなきゃいけない状況までは火がつかない子なのですが。

んでもって、なんとか講義前日には資料を完成させることができ(!)担当の方へ送付が完了。 これは珍しいことで、いままで担当した講義の場合は直前までウンウンと唸っていたのに劇的な成長です。 ていうか本当をいうと、基本的な調査や構想まとめ作業は以前2月に2回おこなったプレ講座の時点で資料も含め作成済みだったので、今回は全12回という開催を想定してのエクストラな内容を追加したり、全体の進行を想定してどこで笑いをとろうか(オイっ!)といったことをウンウンと唸っておりました。

現在は、ブログを書けるほどメインマシンE521も復旧し、講義資料が無事に終わった記念の一休みでグリコのマイルド カフェオーレをグビグビ飲みながら(深夜3時にそれはヤヴァい! )、John Coltraneの”Blue Train”をBGMにまったりとデバッグの結果を待っている最中でござる。 できることなら結果よ来ないで… (∩゚д゚)アーアーきこえなーい、コルトレーンもきこえなーい。

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さて、ちょっと真面目に告知をしますと、明日(というかもう今日)3月31日からデジタルハリウッドさんの渋谷校にてブログツールやCMSソフトウェアとして有名なMovableTypeを使ったサイト制作のクラスで講師を担当します。 と、既に受講生の申し込みは締め切っているので、 デジハリさんの売り上げに対してはまったく貢献ができない告知なのですけど、一応活動告知ということで。

【いよいよ開講】Web動画コンテンツ講座&MovableType講座
3月29日(土)/3月31日(月) 連続開講
http://dhw.weblogs.jp/_shibuya/2008/03/webmovabletype-.html
Movable Type講座:最新ブログツールで、プロフェッショナルなWeb制作技術をマスター http://school.dhw.co.jp/course/c_movabletype.html

(*ノノ)イヤン ハズカシー、なんて毎度新しい講義の度に思ってしまっているのですが、相変わらずハズカシイですね。

これを見ている知人の中には、MovableTypeの中身を作ってた偉大な人とかMovableTypeを作る会社で広報をしてた才色兼備な人がいるというのに、 「なんでオマエがMT講座の講義やねん?」とおこがましく思われているでしょう、きっと… ええ、自分が一番ちょっと思ってますよ。 まあ担当することになったきっかけを説明するといわゆる言いだしっぺというか、 「この再構築がいいね」 と君が言ったから三月三十一日はMovableType記念日 ということですよ。(謎) それについては全12回の講義の最終回にでも取っておきます。(ウソ)

3月から6月にかけて全12回の講義を行うのですが、ブログやCMSの基礎知識から始まって、MovableTypeの導入手順や基本操作方法、テンプレートを編集してのデザインカスタマイズやプラグインの使用方法など、自分の得意分野であるシステム技術のノウハウを活かして受講生のみなさんの学習のアシストをしたいと思っております。

しかしまあ、「人に教える」ということは本当に、 「自分の勉強」にもなりますね。前回のPHPプログラミング、Ajaxプログラミングでも同様でしたが、MovableTypeについて自分が知っている限りのことを棚卸ししただけではもちろん足らず、改めてMovableType4に関する書籍や情報をかき集め再勉強をした2ヶ月でした。これまで業務では自分が直面した必要な使い方さえわかればよかったのですが、改めてMovableTypeを勉強をしたおかげでこれまでに知らなかった機能や使い方を知ることができたり、新しく知った仕様がアイデアの元になって新しい応用方法を思いついたりとなかなか知的好奇心をコチョコチョとくすぐられます。

全12回もあるので、基礎的な講義の他にもこういった機会で得た応用知識や、「こんな使い方もできるかも」といったアイデアを提供してみて授業を盛り上げていこうと思います。
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と、真面目に書きカキしてる間にBGMがNIKOの”Night Of Fire”になってる!!! こんな深夜に聴く曲じゃねぇ?

さて、テスト&デバッグに戻るかな。  (∩゚д゚)アーアーきこえなーい

XBRLについてみんなで勉強会をしませんか?

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「XBRL」というキーワードでいらっしゃったみなさんへ、
2009年3月5日からXBRL勉強会を開始しました。 第一回XBRL勉強会についてのブログエントリーは、こちらから

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先週の週刊ダイヤモンド(2/23号) 『「会計力」の鍛え方 ?XBRL活用で株式投資やビジネスに勝つ!』 というなんとも香ばしいタイトルの特集でXBRLが大々的に取り上げられたのですが、おそらく「XBRL」 という言葉が一般の目に触れる形で取り上げられたのはほぼ初なんじゃないかな。 ただし、HTMLとXBRLを比較していたり、 「データに意味づけをする」などと説明していたり、余計にわかりにくくしてるんじゃないかと思うような内容も一部ありましたが…

XBRLとは、(XBRL JAPANサイト「XBRLとは」から引用)

XBRL(eXtensible Business Reporting Language)は各種財務報告用の情報を作成・流通・利用できるように標準化されたXMLベースの言語です。XBRLの仕様(XBRL Specification)は、ソフトウェアやプラットフォームに関係なく、電子的な財務情報の作成や流通・再利用を可能にします。したがって、公開会社、非公開会社、会計専門家、監督機関、アナリスト、投資家、資本市場参加者、ソフトウェア会社、情報提供会社など、財務情報のサプライチェーンに関係するすべての当事者にとって、財務情報提供のためのコストを削減し、正確な財務情報をよりスピーディーに利用することが可能になるのです。

要は、財務に関する情報をコンピュータで扱いやすい標準データ形式にして一般公開しましょうということで、特に上場企業にとっては2008年4月からの財務報告ではB/S,P/L、CF計算書、株主資本等変動計算書のXBRLでの報告を義務付けられています。
(とはいえ、実際に報告され始めるのは三月決算企業の第一四半期決算からなので2008年7?8月以降から本格的に普及し始めるという予想ですが。)

で、「何がメリットなの?」と言われると、メリットを享受するだろうと思われるのは企業、投資家やアナリスト、税理士・会計士、金融機関や信用調査会社、各種行政機関(あと、仕事が増えるITベンダー屋さんもか 笑)などなどで、一般的なメリットの中身としては一部を紹介すると、

  • 企業にとっては決算などに伴う集計や法定書類の作成などを大幅に自動化できる、業務の効率化が可能
  • 投資家にとっては、投資対象の財務データが入手しやすくなり、ソフトウェアでの分析がしやすくなる。または、 プロとアマの情報格差が縮まる。
  • アナリストにとっては、データが入手しやすくなることで分析手法の幅が広がる

などが代表的な例です。しかし、まだこれから普及が始まる制度なのでこれらはあくまで予想の範囲ですが。
XBRL配信が義務付けられるという今回の流れは、昔インターネットが一般に普及したときの構図やその後にネット通販やブログなどといった多種のコミュニケーションが生まれてきた当時の雰囲気に似た印象を持っており、これらの予想をはるかに超える何か面白い使い方や、ファイナンス分野での動きが見られるのではないかと、個人的に大いに期待しています。

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これまで3年間くらい個人的に&地道にXBRLを調査・勉強を続けているのですが、一般にはまだあまり知名度が高くないんですよね(笑) 仕事においてもパートナー企業さん達との議論ネタとして最近よく出るようになりました。
でも発売されている関連書籍はまだ数えるほど(10冊も無いんじゃないかな?)しかなくて、今回の週刊ダイヤモンドがほぼ初のメジャーデビューなんじゃないでしょうか。

そこで、そろそろ名前も知られてくる頃だし、味がある人達で集まって、仲間同士で勉強会&情報交換をしてみようかなと思い始めました。
とはいえ、開催日程や場所などについてはまだ全く未定なので、この記事を読んでくださった方でもし興味がある方がいたらぜひこちらまでご連絡ください。

まだ内容も未定ということになるのですが、まずは最初ということなので「そもそも」的なレベルの低い話から共有していくのが良いかと思っていて、

  • XBRLの基礎知識
  • 具体的な仕様詳細の理解
  • XBRLを使った応用例、ビジネスアイデア、または画期的なソフトウェアのアイデア

などを参加者同士でシェアしていく感じかなと思っています。

参加者も特に限定せず多種多様な業種・職種の人が集まれればいいなと思っています。
「金融財務については詳しいけどXMLなど技術的なことはよくわからない」、または逆に、「技術はわかるけど金融や財務なんてことはちんぷんかんぷん」、「金融や財務や技術どれもわかんない」、または、「既にXBRLのプロフェッショナルだぜ!」、などいろんな方がいるかと思うのですが「XBRLについて興味がある、みんなとディスカッションしたい」という人であれば誰でもWelcomeかなと思っています。

まだ開催自体が未定な(笑)話ですが、もし興味がある方がいたらぜひこちらまでお気軽にご一報ください。

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思えば、XBRLによる財務・金融情報の電子配信というニュースは自分が独立・起業を決めた時の要因のひとつでもあり、「日本人の金融・資産運用文化を底上げしたい」という目的を達成するためのイベントのひとつだと考えています。

ネタバレ覚悟で(笑)、個人的に考えているXBRLを利用した案としては、

  • 配信されたXBRLを取得したら、音声に変換して読み上げてくれる、ポッドキャストにしてくれるサービス (通勤時にiPodで気になる銘柄の決算情報を耳で確認)
  • または、携帯向けに財務報告の内容をサマリーでメール配信してくれるサービス
  • 財務情報をファンキーなグラフや図表にして表示してくれるシステム
  • RSSリーダーでブログをチェックするみたいな感じで、注目銘柄の決算報告を監視してくれるXBRLアグリゲータ
  • トレーディングシステムに組み込んで、指定条件の財務報告がでたら自動発注する仕組み

まあ、まだ画期的な、とまではいかないアイデアなのですが、もうちょっと深く理解ができると違った案が出てきそうな感じがします。