本日(7/14)は第五回のXBRL勉強会の日〜
http://xbrl-study.pbworks.com/
言い出しっぺが怪我してしばらく入院しちゃってたので、第一回ぶり(!)となるのですが…
先月は日経ヴェリタスに取材されたりと新しいトピックもあるのでみなさんにご報告しなきゃ。
ということで、久々のXBRLお勉強の日、みんなでディスカッションするぞ〜
ちゅうか、暑ちぃよう… (梅雨明けたらしい?
本日(7/14)は第五回のXBRL勉強会の日〜
http://xbrl-study.pbworks.com/
言い出しっぺが怪我してしばらく入院しちゃってたので、第一回ぶり(!)となるのですが…
先月は日経ヴェリタスに取材されたりと新しいトピックもあるのでみなさんにご報告しなきゃ。
ということで、久々のXBRLお勉強の日、みんなでディスカッションするぞ〜
ちゅうか、暑ちぃよう… (梅雨明けたらしい?
既に発売ということで公にしてもOKになりましたのでご報告。
先日、日本経済新聞社さんに取材していただきました。
6月28日発売号の日経ヴェリタスという金融投資情報紙の「XBRL活用術」という特集です。
個人的に開催しているXBRL勉強会がきっかけで取材の依頼をいただきました。
この中にあるこんなページがXBRL特集。
【エックスビーアールエルってなに?】→企業が報告する有価証券報告書(有報)や決算短信などの財務情報をインターネットなどでやりとりしやすいようにデータ化された言語です。日本だけでなく世界中でXBRLを使った企業の情報開示が進んでいます。
——————————————–
詳しい内容については実際の紙面を読んでいただいた方が良いかと思いますが、ざっとご紹介すると、
「XBRL」で投資に機動力世界の決算短信・有報…パソコンでスピード入手世界中に散らばる企業の財務データを瞬時に取り込めたらーこんな希望を叶えてくれるのが「XBRL」。データの加工も自由自在だ。将来は世界標準になる情報インフラだが、使い勝手にはまた課題もある。先行する代表的なサイトを通して、利用法を探ってみた。
といったのが概要です。
今回の取材では一緒にXBRL勉強会の幹事をしている”0から始める投資“の坂本さんと、XBRL勉強会に参加してくださっている方も一緒に、「XBRLの使い方」や「草の根サイドからXBRLを普及させていくには?」などを記者の方と一緒にディスカッションさせてもらいました。
記事でも触れられているのですが、XBRLは既に上場企業への導入も開始されており名前もそれなりに知られていたり「XBRLでなんだかすごいことができるらしい」というイメージが先行している感じ。でも、いざ実際にXBRLデータを投資に活かそうと思ったらとっても敷居が高い… 敷居が高い理由として考えられるのが、そもそもどうやって手に入れられるのか知らない、入手できてもいざXBRLデータファイルを開いて中を見ても仕様が複雑すぎて訳がわからん…などなど、一般の個人投資家だけならず企業で利用する立場でも活用しきれていないのが実状のようです。
XBRL勉強会ではあまり肩肘を張らず「XBRLって何?」って内容から、「会計や企業分析の初歩」などの財務的なこと、「XBRLを使ったソフトウェアやサービス、作ってみました」といった技術的なことなど、自分たち一般の視点からXBRLというテーマに沿ってみんなでお互いに知識共有しています。自分自身は言い出しっぺではありますがむしろ教えてもらう側だと思って参加していますし、いつかは自分が思いついた面白いアイデアをベースに何か実現して発表&共有したいと思っています。 また、必ずしも自分がやらなくとも、別の方法として「財務がわかる人」と「技術がわかる人」の間に立ってお互いの通訳をする立場を目指す、ということもとても意義のあることだと思っています。
今回の特集では”XBRLを利用するために便利なサイト”が主なテーマで、紹介されているサービスは以下でした。
「見えるXBRL」http://disc.g2s.biz/
「決算プロ」http://ke.kabupro.jp/
「有報キャッチャー」http://ufocatch.com/
「株予報」http://kabuyoho.ifis.co.jp/index.php
その他にも閲覧ソフトの紹介として、NTTデータのXBRL GATEWAYやプレシスさんのTeCAXなどについても触れられていました。
告知です。先日 3月5日に開催して盛況だったXBRL勉強会、
第二回を4月15日(水)に行います。
企業の財務情報、決算書などの報告書をデータ化したXBRL(えっくすびーあーるえる)について興味がある、
どんな利用方法があるのかみんなと一緒にディスカッションしながら考えてみたいという方、「XBRLってそもそも何やねん?」
というレベルでも全然大丈夫です、ぜひご参加ください。
■XBRL勉強会 公式Wikiサイト(第二回勉強会の参加申し込みフォームはこちらに)
http://xbrl-study.pbwiki.com
■第一回XBRL勉強会はこんな感じ↓
http://xbrl-study.pbwiki.com/2009%E5%B9%B43%E6%9C%885%E6%97%A5%E3%80%80%E7%AC%AC%E4%B8%80%E5%9B%9EXBRL%E5%8B%89%E5%BC%B7%E4%BC%9A
■XBRL勉強会 専用Googleグループ(メーリングリストへの登録をお願いします)
http://groups.google.co.jp/group/xbrl-study
先日ブログでも告知した有志によるXBRL勉強会の第一回を昨日3月5日に開催しました。
(参考⇒ 「3月5日にXBRL勉強会を開催します」
)
勉強会の言いだしっぺということもあって、僕とJarJarさんの二人がそれぞれ
「XBRLってなによ?」「XBRLの利用シーン」についてプレゼン発表しました。またその他、全員参加でのケーススタディにて
「XBRL、どう利用する?」
といったテーマでディスカッションを行ったのですが、参加メンバーのみなさんからのアイデアや質問が熱く、
とても盛り上がって楽しい夜でした。(一安心)
発表の内容やディスカッションの内容は公式Wikiサイト上のアーカイブやメーリングリストにて公開しているので、
こちらのブログでは個人的なことを。
まさか開催時期前後(っていうかここのところずっと)がこんなにめちゃくそ多忙になるとは思わず、Twitterで「メガマワル」 なんてつぶやいてしまったり、一日に栄養ドリンクを3本も飲んでしまうなんていうここ最近の生活の合い間に今日の発表資料をつくったのですが、
果たして上手くまとまっていたか心配…
自分が知っているXBRLの知識や見解を整理してプレゼンさせてもらいました。ほんとをいうと、
もっとXBRLの中身に迫ったり実際にXBRLを使ってゴニョゴニョ…といったデモもしてみたかったのですが、「そもそもXBRLって何?どんなもの?」 という事から疑問に思っている人が多いと思い、なるべく浅く広く、
難しくて理解の障壁になりそうな技術の解説には敢えて語弊を覚悟でわかりやすい説明を心がけてみました。
XBRLは取り組んでみると奥が深いというか、膨大な量となってしまうため、
やはりたった一回の勉強程度ではなかなか本質部分までは扱いきれないなという印象。
ぜひ次回以降、第二回、三回?と回を重ねていき、参加メンバー同士で理解を深めていければと思います。
勉強会で取り上げたいテーマやプレゼン発表者、募集してます!
■第一回XBRL勉強会 開催報告(アーカイブ)
http://xbrl-study.pbwiki.com/2009%E5%B9%B43%E6%9C%885%E6%97%A5%E3%80%80%E7%AC%AC%E4%B8%80%E5%9B%9EXBRL%E5%8B%89%E5%BC%B7%E4%BC%9A
★XBRL勉強会 公式Wikiサイト (第二回の開催も予定しています)
http://xbrl-study.pbwiki.com/
★XBRL勉強会 メーリングリスト(Googleグループ)
http://groups.google.co.jp/group/xbrl-study
——関連記事
*2月5日23:50追記:XBRL勉強会用のWikiページを用意しました。
http://xbrl-study.pbwiki.com/
使い道は、
を考えています。pbWikiのアカウント取得は必要ですが、 誰でも編集ができるようにしています。
以前に「XBRLについてみんなで勉強会をしませんか? 」というエントリーを書いたことがあったのですが、とうとう3月5日(木) に有志によるXBRL勉強会を開催することにいたしました。もしご興味のある方、 参加したいという方がいらっしゃればご一報ください。
XBRLって何?っていう人向け。XBRLについてWikipediaを参考に引用すると、
eXtensible Business Reporting Language(拡張可能な事業報告言語、XBRL)は、 財務諸表などのビジネスレポートを電子化して、ビジネスレポートの作成の効率化、比較・ 分析などの二次利用が行えることを目的として、 XMLの規格をベースに作られた言語。
うむ、よくわからん。つまり、XBRLというのはデータ形式のことを指すのですが、企業が報告・ 公開している財務報告書の内容をXMLというルールに従ったデータにしたものなんです。
*もうちょっと正確にいうと、 財務情報を記述するXBRL FR(Financial Reporting)と、会計情報 (総勘定元帳、帳簿の取引情報のことね)を記述するためのXBRL GL(General Ledger)にわかれます。XBRL、と言った場合にはだいたい前者を指します。
* 磯崎哲也さんのブログエントリーもすごく参考になります⇒isologue – by 磯崎哲也事務所: 東証の決算短信XBRLデータ試験公開とGoogle
これまで企業が財務情報を報告する時は「報告書」としての紙がベースでした。その後、 PDFなどで電子化をしてインターネットを経由しての流通が可能になりましたが、それはあくまで書面を電子化して配布しただけのもの。 そこから報告書を読んで必要な情報を読み取ったり、 コンピュータで処理できるようにするために手作業で書面からデータを抜き出してPCなどに打ち込む作業が必要でした。
そこでXBRLの登場となるのですが、報告書の内容を国際共通のフォーマット (+各社独自のフォーマットも可)に整理された形でデータ化したものになります。フォーマットを規格化したことでコンピュータが読み取り易くなり、 Wikipediaの説明にあるようなレポート作成の効率化、 比較分析などの二次利用がこれまでに増して簡易になったのです。個人的にこれはすごいことだと思っています、まさに情報革命。
例えば、ある企業Aの財務状況をビジュアル化してわかりやすくしたり、 要点を絞り込んだ情報だけを表示/計算したり、 他社とのスピーディな比較を実現してくれます。
しかし、登場以前から各所で注目されているものの、 2008年4月の完全施行以来まったく目立たず…
ただでさえ「情報技術への進歩が遅れている」と言われている金融業界なのですが、もしかすると業界の対応は進歩しているものの、 それを利用する立場の人たちがなかなか対応できていない・ 情報が行き届いていないのではないか?と思いました。
最近、「XBRL 勉強会」というキーワードで検索エンジンから当ブログにアクセスする人が多く、需要はあるという実感があります。ただし、 僕のブログがそこで上位にヒットしてアクセスされるくらいに、XBRLを理解するための場が少ないんだろうな、という実感もあり。
⇒こんなエントリーを書かれている方も発見:XBRL 界隈 – エグゼクティブ平社員
そこで、 長い間考えていたプランだったのですがみんなで草の根レベルでの勉強やディスカッションできる場を設けたいなと。 きっとXBRLの存在が知られることによりその利用シーンが大きく様変わりするはず。 一般の我々にとってXBRLとはどういう付き合い方ができるのか、どう活かせるのかを回を重ねるごとに議論して深めていければと思います。
とはいえ、まだ自分自身も全然XBRLについてプロフェッショナルといえるレベルではないので、 各自で知識を持ち寄って教え合うことにより、またはみんなで利用アイデアを議論してそれを実行してみることで、みんながお互いの知識を補完・ ベースアップできる場になればいいと思っています。
なので、自分たちは「世話人」という立場になり、 だれかが壇上から一方的にしゃべる「トップダウン」 式の勉強会ではなく、みんなが横の並びで意見を交わし合う「ボトムアップ」式の勉強会にしたいと考えています。(ただし、 テーマや軸を定めるために発表者・プレゼンターという方法にする予定です)
以上、長々と書いてしまいましたが、詳細やいろんな考えについては追ってまたブログに書きます。
応募フォームを用意しましたので、参加希望の方いたらぜひご一報ください。
また、今回は定員数が少ないのですが、今後もひきつづき開催を続けていきたいと思いますので今回に限らずご興味があるという方、 ぜひご一報ください。よろしくおねがいします。
【XBRL勉強会 開催概要】