投資ちゃんねる

3月5日にXBRL勉強会を開催します

*2月5日23:50追記:XBRL勉強会用のWikiページを用意しました。
http://xbrl-study.pbwiki.com/
使い道は、

  • 開催についての連絡や状況の開示
  • 勉強会に向けての事前議論や発表資料の公開
  • 勉強会を離れてのコミュニケーション(雑談) の場

を考えています。pbWikiのアカウント取得は必要ですが、 誰でも編集ができるようにしています。


以前に「XBRLについてみんなで勉強会をしませんか? 」というエントリーを書いたことがあったのですが、とうとう3月5日(木) に有志によるXBRL勉強会を開催することにいたしました。もしご興味のある方、 参加したいという方がいらっしゃればご一報ください。

XBRLって何?っていう人向け。XBRLについてWikipediaを参考に引用すると、

eXtensible Business Reporting Language(拡張可能な事業報告言語、XBRL)は、 財務諸表などのビジネスレポートを電子化して、ビジネスレポートの作成の効率化、比較・ 分析などの二次利用が行えることを目的として、 XMLの規格をベースに作られた言語。

うむ、よくわからん。つまり、XBRLというのはデータ形式のことを指すのですが、企業が報告・ 公開している財務報告書の内容をXMLというルールに従ったデータにしたものなんです。

 *もうちょっと正確にいうと、 財務情報を記述するXBRL FR(Financial Reporting)と、会計情報 (総勘定元帳、帳簿の取引情報のことね)を記述するためのXBRL GL(General Ledger)にわかれます。XBRL、と言った場合にはだいたい前者を指します。
 * 磯崎哲也さんのブログエントリーもすごく参考になります⇒isologue – by 磯崎哲也事務所: 東証の決算短信XBRLデータ試験公開とGoogle


 これまで企業が財務情報を報告する時は「報告書」としての紙がベースでした。その後、 PDFなどで電子化をしてインターネットを経由しての流通が可能になりましたが、それはあくまで書面を電子化して配布しただけのもの。 そこから報告書を読んで必要な情報を読み取ったり、 コンピュータで処理できるようにするために手作業で書面からデータを抜き出してPCなどに打ち込む作業が必要でした。

 そこでXBRLの登場となるのですが、報告書の内容を国際共通のフォーマット (+各社独自のフォーマットも可)に整理された形でデータ化したものになります。フォーマットを規格化したことでコンピュータが読み取り易くなり、 Wikipediaの説明にあるようなレポート作成の効率化、 比較分析などの二次利用がこれまでに増して簡易になったのです。個人的にこれはすごいことだと思っています、まさに情報革命。

 例えば、ある企業Aの財務状況をビジュアル化してわかりやすくしたり、 要点を絞り込んだ情報だけを表示/計算したり他社とのスピーディな比較を実現してくれます。

 しかし、登場以前から各所で注目されているものの、 2008年4月の完全施行以来まったく目立たず
ただでさえ「情報技術への進歩が遅れている」と言われている金融業界なのですが、もしかすると業界の対応は進歩しているものの、 それを利用する立場の人たちがなかなか対応できていない・ 情報が行き届いていないのではないか?と思いました。


 最近、「XBRL 勉強会」というキーワードで検索エンジンから当ブログにアクセスする人が多く、需要はあるという実感があります。ただし、 僕のブログがそこで上位にヒットしてアクセスされるくらいに、XBRLを理解するための場が少ないんだろうな、という実感もあり。
⇒こんなエントリーを書かれている方も発見:XBRL 界隈 – エグゼクティブ平社員

 そこで、 長い間考えていたプランだったのですがみんなで草の根レベルでの勉強やディスカッションできる場を設けたいなと。 きっとXBRLの存在が知られることによりその利用シーンが大きく様変わりするはず。 一般の我々にとってXBRLとはどういう付き合い方ができるのかどう活かせるのかを回を重ねるごとに議論して深めていければと思います。

 とはいえ、まだ自分自身も全然XBRLについてプロフェッショナルといえるレベルではないので、 各自で知識を持ち寄って教え合うことにより、またはみんなで利用アイデアを議論してそれを実行してみることで、みんながお互いの知識を補完・ ベースアップできる場になればいいと思っています。
 なので、自分たちは「世話人」という立場になり、 だれかが壇上から一方的にしゃべる「トップダウン」 式の勉強会ではなく、みんなが横の並びで意見を交わし合う「ボトムアップ」式の勉強会にしたいと考えています。(ただし、 テーマや軸を定めるために発表者・プレゼンターという方法にする予定です)


 以上、長々と書いてしまいましたが、詳細やいろんな考えについては追ってまたブログに書きます。

応募フォームを用意しましたので、参加希望の方いたらぜひご一報ください。

また、今回は定員数が少ないのですが、今後もひきつづき開催を続けていきたいと思いますので今回に限らずご興味があるという方、 ぜひご一報ください。よろしくおねがいします。

【XBRL勉強会 開催概要】

  • 概要:財務報告データXBRLについてみんなで情報交換しながら知識を深める、利用シーンを議論する会
  • 対象者:XBRLについて知りたい、 もっと深く勉強したい、情報交換や議論したい人なら誰でも
    (まだ何もわかんない方、金融に詳しい方、技術に詳しい方、 すでにXBRLについてはプロフェッショナルというかた、 誰でも歓迎です。
  • 世話人:やのしん(矢野慎一郎)、JarJar (勉強会についての彼のブログエントリーはこちら
  • 日時:2009年3月5日(木) 19:30〜22:00
  • 場所:ちよだプラットフォームスクエア会議室500
        東京都千代田区神田錦町3-21 地図などアクセスについてはこちらを参照ください
  • 定員:10人程度(会場の広さの関係で少人数でスミマセン・・・)
  • 参加費:未定、たぶん一人数百円の予定 (会場費やプロジェクタなどの数千円を人数で頭割りします)
  • 発表者・スピーカー:現在募集中です。 3名くらいの予定(一人30分くらいの枠で)
  • 当日の流れ:(あくまで現段階の予定です。当日に向けて更新していきます。)
    • 開始の挨拶、各自の自己紹介
    • 勉強会の目的を確認
    • 各テーマの議論や発表(XBRLって何?どういう利用シーン?こんな使い方できないかな?など、30分枠区切りで)
    • 次回開催のおはなし、次回テーマについて
  • 応募フォームはこちら
    http://my.formman.com/form/pc/apMynNHw2qK27s37/
  • *勉強会の後、希望者にて打ち上げしようと計画しています。お腹も空いてるだろうし簡単に晩御飯程度で、夜遅いので1時間程度。

EDINETがリニューアルした、が使いづらい件について

img_20080318T235531031

今週からリニューアルしたEDINETを使っているのだけど、使いづらい…

EDINET
http://info.edinet-fsa.go.jp/

有価証券報告書等を検索するだけにしても、以前よりも随分手間が必要になった気がするぞ?

なお、このリニューアルからXBRL関連のデータがEDINETからダウンロードできる仕様になりました。(とはいえ、
XBRLで提出されている報告書はまだ0件ですが。)
各種タクソノミなどは一通りダウンロードできた。それにしても、分かりづらいサイトだな…利用者の気持ちが一切わかってないぞ、これ。

リンク貼れないしよぅ

XBRLについてみんなで勉強会をしませんか?

———
「XBRL」というキーワードでいらっしゃったみなさんへ、
2009年3月5日からXBRL勉強会を開始しました。 第一回XBRL勉強会についてのブログエントリーは、こちらから

———
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先週の週刊ダイヤモンド(2/23号) 『「会計力」の鍛え方 ?XBRL活用で株式投資やビジネスに勝つ!』 というなんとも香ばしいタイトルの特集でXBRLが大々的に取り上げられたのですが、おそらく「XBRL」 という言葉が一般の目に触れる形で取り上げられたのはほぼ初なんじゃないかな。 ただし、HTMLとXBRLを比較していたり、 「データに意味づけをする」などと説明していたり、余計にわかりにくくしてるんじゃないかと思うような内容も一部ありましたが…

XBRLとは、(XBRL JAPANサイト「XBRLとは」から引用)

XBRL(eXtensible Business Reporting Language)は各種財務報告用の情報を作成・流通・利用できるように標準化されたXMLベースの言語です。XBRLの仕様(XBRL Specification)は、ソフトウェアやプラットフォームに関係なく、電子的な財務情報の作成や流通・再利用を可能にします。したがって、公開会社、非公開会社、会計専門家、監督機関、アナリスト、投資家、資本市場参加者、ソフトウェア会社、情報提供会社など、財務情報のサプライチェーンに関係するすべての当事者にとって、財務情報提供のためのコストを削減し、正確な財務情報をよりスピーディーに利用することが可能になるのです。

要は、財務に関する情報をコンピュータで扱いやすい標準データ形式にして一般公開しましょうということで、特に上場企業にとっては2008年4月からの財務報告ではB/S,P/L、CF計算書、株主資本等変動計算書のXBRLでの報告を義務付けられています。
(とはいえ、実際に報告され始めるのは三月決算企業の第一四半期決算からなので2008年7?8月以降から本格的に普及し始めるという予想ですが。)

で、「何がメリットなの?」と言われると、メリットを享受するだろうと思われるのは企業、投資家やアナリスト、税理士・会計士、金融機関や信用調査会社、各種行政機関(あと、仕事が増えるITベンダー屋さんもか 笑)などなどで、一般的なメリットの中身としては一部を紹介すると、

  • 企業にとっては決算などに伴う集計や法定書類の作成などを大幅に自動化できる、業務の効率化が可能
  • 投資家にとっては、投資対象の財務データが入手しやすくなり、ソフトウェアでの分析がしやすくなる。または、 プロとアマの情報格差が縮まる。
  • アナリストにとっては、データが入手しやすくなることで分析手法の幅が広がる

などが代表的な例です。しかし、まだこれから普及が始まる制度なのでこれらはあくまで予想の範囲ですが。
XBRL配信が義務付けられるという今回の流れは、昔インターネットが一般に普及したときの構図やその後にネット通販やブログなどといった多種のコミュニケーションが生まれてきた当時の雰囲気に似た印象を持っており、これらの予想をはるかに超える何か面白い使い方や、ファイナンス分野での動きが見られるのではないかと、個人的に大いに期待しています。

—–

これまで3年間くらい個人的に&地道にXBRLを調査・勉強を続けているのですが、一般にはまだあまり知名度が高くないんですよね(笑) 仕事においてもパートナー企業さん達との議論ネタとして最近よく出るようになりました。
でも発売されている関連書籍はまだ数えるほど(10冊も無いんじゃないかな?)しかなくて、今回の週刊ダイヤモンドがほぼ初のメジャーデビューなんじゃないでしょうか。

そこで、そろそろ名前も知られてくる頃だし、味がある人達で集まって、仲間同士で勉強会&情報交換をしてみようかなと思い始めました。
とはいえ、開催日程や場所などについてはまだ全く未定なので、この記事を読んでくださった方でもし興味がある方がいたらぜひこちらまでご連絡ください。

まだ内容も未定ということになるのですが、まずは最初ということなので「そもそも」的なレベルの低い話から共有していくのが良いかと思っていて、

  • XBRLの基礎知識
  • 具体的な仕様詳細の理解
  • XBRLを使った応用例、ビジネスアイデア、または画期的なソフトウェアのアイデア

などを参加者同士でシェアしていく感じかなと思っています。

参加者も特に限定せず多種多様な業種・職種の人が集まれればいいなと思っています。
「金融財務については詳しいけどXMLなど技術的なことはよくわからない」、または逆に、「技術はわかるけど金融や財務なんてことはちんぷんかんぷん」、「金融や財務や技術どれもわかんない」、または、「既にXBRLのプロフェッショナルだぜ!」、などいろんな方がいるかと思うのですが「XBRLについて興味がある、みんなとディスカッションしたい」という人であれば誰でもWelcomeかなと思っています。

まだ開催自体が未定な(笑)話ですが、もし興味がある方がいたらぜひこちらまでお気軽にご一報ください。

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思えば、XBRLによる財務・金融情報の電子配信というニュースは自分が独立・起業を決めた時の要因のひとつでもあり、「日本人の金融・資産運用文化を底上げしたい」という目的を達成するためのイベントのひとつだと考えています。

ネタバレ覚悟で(笑)、個人的に考えているXBRLを利用した案としては、

  • 配信されたXBRLを取得したら、音声に変換して読み上げてくれる、ポッドキャストにしてくれるサービス (通勤時にiPodで気になる銘柄の決算情報を耳で確認)
  • または、携帯向けに財務報告の内容をサマリーでメール配信してくれるサービス
  • 財務情報をファンキーなグラフや図表にして表示してくれるシステム
  • RSSリーダーでブログをチェックするみたいな感じで、注目銘柄の決算報告を監視してくれるXBRLアグリゲータ
  • トレーディングシステムに組み込んで、指定条件の財務報告がでたら自動発注する仕組み

まあ、まだ画期的な、とまではいかないアイデアなのですが、もうちょっと深く理解ができると違った案が出てきそうな感じがします。

そろそろやりたいことやろうかな

「パトラッシュ。僕、もう疲れたよ。」

なーんて、随分ヨワキになってしまってる僕ですが(*)、療養してる間に色々考える時間が手に入り、ちょっとだけ決めたことがあります。
(*)これまでずっとカラダに良くない働き方をしてきたせいかこの季節の変わり目に胃腸の調子を崩してしまい、ほんとヘトヘトになってしもうた…

「そろそろ、やりたいことをやろうよ、やのしん」

なんで俺は体調崩れるまで無理しちゃってたんだろう?って考えたところ、その答えが「人の期待に応えようとしすぎてた」ってことなんだろうな、って。 人の期待に応えようとすることは間違っていないんだよ、今年のおみくじも言ってただろう、「願事:他人を助けよ、人の助けにて叶います。」って。 人生には色々と波があって、たぶん今年はそういう年だったのさ。って、 去年の今頃も同じようなこと言ってら。

自分の人生に約10年周期で起きている「生きることを考えさせられるイベント」(*)にまた直面してしまい、死ぬまでに遣り残したことがあればなんだろうな?って。 出てきたひとつの結果が「おまえ、自分がやりたいと思ったことがあっても、自分の期待に応えていないじゃん」ということ。
(*)6歳時に交通事故、16歳時に自転車でのトレーニング中に事故、そして30歳時に内蔵の異変(まぁ、別段大した結果じゃなかったけど)

「日本人の資産運用文化の底上げがしたい!」 と思い、当時勤めていた会社を辞めてまで独立したにも関わらず、まだゴールもしていなければギブアップもしていないよな?って気が付いた。 当初、まずは「投資ちゃんねる」という投資家同士のSNSを立ち上げようと勢いだけでサービスインしたものの、やはり浅はかな考えだったことに気付き一度は断念したけれども、それがきっかけで気付いたことも多かったんだよね。 今思えば反省点としては、「資産運用」をサポートしたいのに当時流行の株式投資しかドメインとして考え付いていなかったことや、自分自身のファイナンシャルリテラシーの低さとか。

その後、いったん投資ちゃんねるは閉鎖して、自分自身の見識を広げようと方向を切り替えた結果、新しい人々との出会いがあったり、更にそのみなさんとの仕事を通じて投資運用の考え方を広げることができたり、影でこっそりとファイナンシャルプランナーの勉強をしていたり(今だからカミングアウトするけれど^^;)。 「失敗だ」と自覚したからこそ自分の欠点に気付くことができて、それを埋めようとしてきたこれまでの1年ちょっとという時間は結果として結構有益だったなと思えています。

自分の事業を手がける他に会社としては他社様の事業やビジネスのお手伝いをさせてもらって収入を得ているのですが、ほとんど営業活動をしていないにも関わらずみなさんの紹介などのおかげで新規開拓もでき、おかげさまで会社(そのまえは個人事業主)の収益もそこそこになってきております。このご縁はこれからも維持しつつ、そろそろ自分をお客様として支援してあげてもいいんじゃないかと思い始めた次第です。

運がよいのか悪いのか(国民にとっては良くは無いのですが)、僕が「日本人の資産運用文化の底上げがしたい!」 と思ったころから、あまり日本国民の資産運用に対するリテラシーって変化が無いと思っています。 年金記録問題が発生してからギャーギャー騒ぎ始めたり、加熱しすぎた相場に熱中しサブプライムローンショックで傷を負ってみたり。
まだ個人の金融資産がゆうちょ銀行にタンマリと残っていることも自分としては疑問が多かったり、「頭金0でマンションの大家になった」なんて良い話を聞いてよくリスクシミュレーションもせずに不動産投資に手を出したりといったことも個人的には疑問です。

世の中は玉石混合で、例えば経済に関する書籍は数多くあり 中には怪しいものもあれば、逆に本当に良いものも存在しています。 正しい主張を提唱して頑張っている人も多いのですが、そういったことを、(誤解を恐れず敢えて言います)ファイナンス側のプロの人間(敢えて「あちら」側と呼ぼう)がたとえどんな良質な情報を提供しても、我々一般の庶民(そう、「こちら」側)にはその多くを理解できないのです。

難しいことだから一部の人が儲かる、自分たちが儲けるために一般にはわざと解りにくいようにみせて失敗させる、なんていう悪人もプロの中には居るかもしれませんが、「難しいことを誰でもわかりやす伝えることがプロの仕事」と頑張っている正しい「あちら」側の人達も確実にいます。
でもね、残念ながらそれでも理解できるのはそれなりのリテラシーの高い庶民たちだけで(それを庶民は学歴のある、などと表現することが多い)、 多くの庶民は理解しにくいというのが現実だと思う。(*) 僕が本当にやりたかったこととは、その庶民レベルでの理解の底上げの部分だってことに気付いた。 意欲のある庶民を引っ張っていってもらうのは「あちら」側の人たちに任せて、僕は庶民レベルでの興味喚起や「ちょっと考えてみようよ」というきっかけ作りをしたいと思います。(ちょー難しいのは充分承知してるけど…)

(*)例えば、どんなにコンピュータシステムに詳しい人間がシステムの難しいことを噛み砕いて説明しても、ある程度リテラシーの高い庶民にしか理解できないように。

っていっても俺ができることは限られるので、自分の得意分野を絡めつつ地道に頑張っていこうと思ったこの10月でした。

<ちょっとネタバラシ>

「資産運用」っていうと敷居が高く感じるけど、そんな大それたことをやる前にまずは … なんて書いちゃってたのだけど、「ちょっと公開には問題があるんじゃない?」ということなので消しました。興味ある方いれば個人的にご連絡ください?

[あけおめ]2007年の目標をあえて公開

2007年正月のエントリー。あけましておめでとうございます、本年もよろしくお願いいたします。

昨年末にまとまった時間をつくり、2006年の反省と、今年2007年の行動計画&目標を考えていました。
個人的な「2006年を振り返る」っていう内容でエントリーしようかと思ったけど、それってなんだか後ろ向きな感じがするなぁと思い、
あえて自分の2007年の行動計画&目標を公表することにしました。

普通、個人的な内容ゆえに自分の一年の目標などを公開するなんてことはしないのだけど、
逆に目標値を公表することで自分に対してプレッシャーを与えるというか、一年が経って今年を振り返った時に「なんだ、
あまり達成してないじゃん」と言われないようにするために思いついたアイデアです。
(一部の数値目標については具体的に公表しないほうが良いだろうと判断し、このエントリーのシートでは多少ボカしています。)

というわけで、以下チェケラッチョ!

(画像は今回作成したマインドマップ。下のテキストはマインドマップから書き出したものです。) img_20070102T000103187 【やのしんの2007年 行動計画&目標】

* 【プライベート】
o “FONT-WEIGHT: bold; FONT-FAMILY: SansSerif, sans-serif”>読書
100冊

+ 分野配分は下記の【課題分野】に合わせる
+ 雑誌は含めない。
+ 購入の手間削減のため、頻繁に購入するものは年間購読を検討
+ 読んだ書籍については簡単でよいので書評をまとめる
# 成果物::書評をブログにエントリー
(100冊)
o “FONT-WEIGHT: bold; FONT-FAMILY: SansSerif, sans-serif”>投資・
資産運用

+ “FONT-WEIGHT: bold; FONT-FAMILY: SansSerif, sans-serif”>
資産運用成績において年率10%の収益率を目指す
+ “FONT-WEIGHT: bold; FONT-FAMILY: SansSerif, sans-serif”>
オリジナルのトレードシステムを実装

# 対象は為替(FX)、個別株式(まずは国内株式)
* 来年は外国株式も
# 売買シグナルだけのシステムでも可
# やっぱりEasyLanguage くらいは身に付けておくべきか?
# 成果物::
メカニカルトレードシステムの実装
+ “FONT-WEIGHT: bold; FONT-FAMILY: SansSerif, sans-serif”>
ファイナンシャル・プランニング

# 資産運用についての知識を得るひとつの方法
# 全般的なマネープランニングの事を学ぶ
# AFP試験(2級FP技能士検定試験)相当の知識は身につけること
* 一応、最初に3級FP技能検定試験の内容?
# FP資格も取っちゃう?
* 平成19年5月27日(日) 受検申請期間:3月16日(金)?4月6日(金)
* 平成19年9月9日(日)  受検申請期間:7月5日(木)?7月25日(水)
* 平成20年1月27日(日) 受検申請期間:
11月12日(月)?12月3日(月)
* 成果物::
2級FP技能士検定 合格
o “FONT-WEIGHT: bold; FONT-FAMILY: SansSerif, sans-serif”>ダイエット
+ 2007/01/01現在:体重70Kg 体脂肪率18%
+ 年間平均を65Kg 14%台にする
+ 成果物::4月までに65kG、
14%台に戻す
+ 基本は水泳
# 体を絞る。筋量は適度につける。
# 筋量増を避けるため、ジムトレーニングは控えめにする。
* 肩、大胸、上腕の筋肉は水泳で適度につくはず。
+ 未体験のフットサルに挑戦してみる。
o “FONT-WEIGHT: bold; FONT-FAMILY: SansSerif, sans-serif”>所得を前年比倍増させる

* 【仕事】
o 経営計画
+ 全体
# 流行り/廃りに影響しない自分なりの経営哲学の模索、挑戦
# “FONT-WEIGHT: bold; FONT-FAMILY: SansSerif, sans-serif”>
積極的に面白いサービス展開をする

* “FONT-FAMILY: SansSerif, sans-serif”>大小を問わず、
面白いと思うサービスまたは製品を12個はリリースすること(月一ペース)
* 成果物::サービスリリース&
ブログエントリーもしくはプレスリリースでのアナウンス
# 人との出会いは大切に。なるべく機会を得ること。ただし、有機的な人脈のみを目指し、
むやみにセミナーなどで得ようとはしないこと。
+ 1Q(01?03)
# 法人設立
* 目標予定2月
* 当初の資本金は50万予定。12月時点で増資する予定。
* 株式会社が良いのか、
ほんとはLLPが良いのかについてはもういちど検討してみること
* 成果物::
「Bresson&Biz.株式会社」または「Bresson&Biz. LLP」
# 確定申告
* 前年の決算整理
* 期日までに申告書類を作成し、納税
* 成果物::確定申告&
納税
# 『投資ちゃんねる』事業の事業計画をまとめる
* 資金調達の行動を始める
o まずは融資にて調達予定
* パートナー探しを本格化
* 成果物::事業計画書、
資金計画
# 企業ベージをリリースする
* http://www.bresson.biz/
* 企業情報、事業情報の発信とともに、
所持しているナレッジの開放の場となるものを作り出す
* 成果物::
サイトリリース
+ 2Q(04?06)
# 資産運用支援サービス『投資ちゃんねる』をリリースする
* 事業名称は再検討も可
+ 3Q(07?09)
# 退職世代をターゲットにした新サービスをリリース
+ 4Q(10?12)
# (あとで追加すること)
* 【課題分野】
o 強みを伸ばす分野
+ 技術(ソフトウェア)
# インターネット技術
+ 技術(ハードウェア)
# ヒューマンインタフェース要素技術
# 有線(USBなど)、無線(Wifi、Bluetoothなど)といった、I/F技術
o 弱みを底上げする分野
+ 企業経営
+ 事業経営
+ 金融
# パーソナル・ファイナンス
# コーポレート・ファイナンス
+ 営業
+ プレスリリース
+ 日本語力
# 自分が納得できる文章表現を磨く
+ 税理・会計
+ 法律(特に契約、知財)
* 【ライフサイクル】
o “FONT-WEIGHT: bold; FONT-FAMILY: SansSerif, sans-serif”>一週間の基本サイクル
+ Mon
# “FONT-WEIGHT: bold; FONT-FAMILY: SansSerif, sans-serif”>
アポ・外出予定を入れてOKな日
+ Tue
# “FONT-WEIGHT: bold; FONT-FAMILY: SansSerif, sans-serif”>
オフィスで集中して作業する日
+ Wed
# 休息日(読書、または新しいことの勉強に使う日)
+ Thu
# 作業日、またはアポ・外出予定を入れてOKな日
+ Fri
# アポ・外出予定を入れてOKな日
+ Sat
# 集中作業日(アポ厳禁)
# 夕方以降は必ず休む。家族の時間。
+ Sun
# 集中作業日(アポ厳禁)
# 夕方以降は必ず休む。家族の時間。
o “FONT-WEIGHT: bold; FONT-FAMILY: SansSerif, sans-serif”>一日の基本サイクル
+ 6:30
# 起床、ラジオ体操
+ 6:30?8:30
# 朝食、家族の時間
+ 9:30?12:00
# “FONT-WEIGHT: bold; FONT-FAMILY: SansSerif, sans-serif”>
営業時間
+ 12:00?13:00
# 休憩(自由、飯でもなんでも)
+ 13:00?18:00
# “FONT-WEIGHT: bold; FONT-FAMILY: SansSerif, sans-serif”>
営業時間
+ 18:00?20:30
# 自分の時間、勉強、
運動など
+ 20:30?22:00
# 家族の時間、食事、風呂などの諸作業
+ 22:00?0:00
# “FONT-WEIGHT: bold; FONT-FAMILY: SansSerif, sans-serif”>
営業時間、または勉強時間