日記

おもちゃ × IoT の「すくすく」を始めます

2015/05/19 Update!
東京で開催されたSLUSH ASIAのコンテストにてPR TIMES賞をいただきました!


ちょっと告知というか決意表明というか、公表には若干早い段階ではあるのですが、自分の背中を押す意味でブログに書きます。
身近な人や直接会えた人たちにはすでにお話していますが、おもちゃメーカーを創業します。

(2015/01/05 まだComingSoonですが、サイト公開しました。)

IoT Toys SQSQ – IoTおもちゃの「すくすく」 http://sqsq.toys/

*ほんとは何百行も書いたけど、読み返してみて「こんなの自分でも読まねえwwww」と思ったので、言いたいことだけ書き残して割愛…

何をやるの?

sksk_logo_v0.2

IoT(Internet of Things:モノのインターネット)を前提としたおもちゃの企画から設計・開発を始めます。玩具メーカーを起業します。

*Update* 名称は構想当初のSkSkからSQSQに改めました。

世界中の親子の笑顔を増やす」のビジョンのもと、子供たち同士の、または子供とそのまわりにいる大人たちとのコミュニケーションがもっと生まれるきっかけを作りたいと思っています。

なぜ「すくすく」をやるの?

親になって、自分の人生の時間をどう使おうかと考え始め、子供たちに楽しい将来の世界を作ってあげたいと思うようになりました。

自分はエンジニアでもあり、小さいながらも8年目の会社を経営している立場でもあります。

子供たちのための何かを「事業」として生き続けるものにしたい、と思った時に、その対象の候補としては育児、教育、知育、保育、食、健康、福祉などから、母親(女性)の雇用環境、父親(男性)の働き方にいたるまで、まさに、「子供のことを考える=ひとの人生を考える」と言える書ききれないほどの分野がありました。

 

しかし、これってぜんぶ大人の目線で線引きされたものなんですよね… 子供にとってみれば境界線なんてなくて、目の前のものすべてが成長のための「遊び」であり「学び」だということに気が付きました。

そして子供にとって身近で、生まれてからすぐそばにあって、彼らの心の成長に影響する友達はなにか、と考えた時に「おもちゃがある!」と気が付きました。また、おもちゃは乳幼児期を過ぎてからも、少年期や青年期になっても友達同士のコミュニケーションの潤滑油でもあります。(大人になってからもそうですね…)

 

世の中ではまさにいま、ソフトウェア技術やネットワーク技術だけではなく、モノを作るハードウェア技術も我々の手の届くところにまで来ました。IoT(Internet of Things:モノのインターネット)と呼ばれる世界がもうすぐそこまで来ています。

おもちゃがインターネットに繋がることで、これまでにない新しい遊びが生まれるでしょうし、あるいは、昔から誰もが遊んできた古いおもちゃにIoTを掛け算することでまた新しい遊びが再発掘されていくといいな、と。

おもちゃ × IoT で世界を少しでも平和に

SKSK_BEAR SKSK_HORSE

例えば、誰もが幼いころ遊んだことがある積み木がインターネットを介して世界中のどこかの子供とリアルタイムに繋がっていて一緒に遊んだ友達になる、そんな彼らが大人になったときに、かつて子供の頃に一緒に遊んだ友達同士で、戦争でお互いに殺しあったり、傷つけあったりなんてできないと思うのです。
戦争がすべて無くなるとは言い切れないけど、それでも要らない争いごとは少なくなる。そういった思いが IoTおもちゃで世界中の子供たちをつなぎたいと思い行動するベースにあります。

争いのない平和な世界は誰もが親になって思う、子供たちに残してあげたい世界のひとつです。

これからどうするの?

自分がエンジニアということもあり、これまで作りたいものやサービスは自分で作れる規模で作ってきたものが多いです。

ですが、今回のIoTおもちゃに関しては「世界中の子供に届けなきゃ意味が無い!」という想いがあり、思い切ってスタートアップの道を選びたいと思っています。

仲間集めをしつつ、外部からの資金も調達して、春には正式な企業として創業して、第一弾のプロダクトを発表するための準備を進めています。

資金調達の方法としては資本による調達とクラウドファンディングによる調達の方法をブレンドした調達モデルに挑戦したいと考えています。

  • 会社組織としての運営資金や製品の研究や試作・評価までの資金、それとベースとなるネットサービスの開発費をエクイティ(資本、出資金)にて大きく調達
  • 各プロダクト(おもちゃ)ごとの製造や流通にかかる費用はクラウドファンディングなどを活用しての「資金集め」 と「そのおもちゃのファンとのコミュニケーション」を育てる

クラウドファンディングによって、製品ごとに厳しい目でファンに育てられ、欲しいと思ってもらえるプロダクトへの需要を掘り起こしていきたいと考えています。

また、働く環境についても、子供を持つ父親・母親が仕事に打ち込みながら、子供たちとの時間も多く作れる、そんな最適な環境を模索しています。

 

仲間募集中です!

そんな感じなのですが、現在 第一弾プロダクトの試作中と2015年春からの正式な創業にむけて駆け回っています。

もしこのブログを御覧になって「ぜひ参加してみたい!」という方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にメッセージいただけると嬉しいです。

製品の企画に長けた方、プロダクトやサービスのデザインに長けた方、ハードウェア開発・ソフトウェア開発・ネットワーク技術に長けた方、マーケティングに長けた方、世界に向けて製品を流通させてやるぜ!という方、玩具業界をよく知る方、またその他にも、子供たちへの思いを同じくするパパ・ママのみなさん、大歓迎です。

Facebook,Twitter、またはEメールにてご連絡ください!
Facebook: https://www.facebook.com/yanoshin
Twitter: https://twitter.com/yanoshin
E-mail:yanoshin@sqsq.toys

 

追記:
2015年4月24日に東京で開催されたSlush
Asiaのピッチコンテストにて、すくすくがPR TIMES賞をいただきました!
SLUSH ASIA: SQSQ toys got PR TIMES award in the Pitching Competition

【最終集計】市況かぶ全力2階建さんの人気ランキング2014 作ってみた、ソースコードも公開してみた。

2014年も大晦日となりました。先日ブログで公開した「市況かぶ全力2階建さんの人気ランキング2014」の最終結果を集計してみました。

例によって、集計したソースコードはGithubにも置いて公開していますので、興味あるかたはご覧ください。(PHP 5.4以上にて)
Github -yanoshin/kabumatome_analytics

以下、ざっとですが今回のルールです。

  • 2階建さんの2014年中の公開記事を対象にしています。(2014年12月31日15時までが対象)
  • 1記事につき同一アカウントが何回引用されていても登場1回とカウントしてます。
  • 全力2階建 @kabumatome さんのアカウントだけはランキング除外としました。1番登場してるのですが。

では、最終結果です。

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「残りの人生、何に賭けたら本気になれるかな?」

写真 2014-12-07 13 04 45

「残りの人生、何に賭けたら本気になれるかな?」と深く考え始めたのが数ヶ月前。

子供と遊んだり、夢中になってる姿を眺めるのが一番幸せ。

 

じゃあ、その幸せを増やせるモノを、自分たちで作れば最高に幸せじゃないか!

 

あまりに足元過ぎてこれまで気が付かなかった。

公私混同全開でいいじゃん。
きっと自分以外の誰かの幸せも増やすことができる、そんなテーマを見つけた瞬間。

 

作るプロダクトには栄枯盛衰があるかもしれないけど、10年後、20年後、30年後、この子たちにとっての想い出は残り続けるし、自分が死んだ後の世代にも繋がっていけば、これほど幸せな人生って無いな。

(そんなことを考えながら公園で涙してたのは内緒)

 

 

↓で、そんなこと考え深めてたらこの発言に繋がる

市況かぶ全力2階建さんの人気ランキング2014 作ってみた、ソースコードも公開してみた。

市場関係者だけにとどまらない人気を博しているブログサイト「市況かぶ全力2階建」さん(以下、2階建さん)というのがありまして、殺伐とした金融の世界においてアレな話題を切り口にいつもほっこりとした時間を提供してくれています。

その2階建さんにTweetを引用される人の分布を調べてみたいと思い、ちょろっとコード書いて引用ユニーク数ランキングを作ってみました。

(12/14 15時 追記:同数の場合に同じ順位となる修正を加えて、結果を更新しました。)

ついでに、そのコードをGithubにも置いて公開してみましたので、どんな作業してるかなどご参考になれば。(PHP 5.4以上にて)
Github -yanoshin/kabumatome_analytics

以下、ざっとですが今回のルールです。

  • 2階建さんの2014年中の公開記事を対象にしています。(現在、途中なので12月7日早朝時までが対象)
  • 1記事につき同一アカウントが何回引用されていても登場1回とカウントしてます。140文字で説明できない文脈を解説するために複数tweetが引用されているケースがありましたので。
  • 全力2階建 @kabumatome さんのアカウントだけはランキング除外としました。1番登場してるのですが。

で、僕もたまーに2階建さんにツイートを拾ってもらうことがあって、ランキング中の自分はどの位置かな、と思って調べたところ、

第 362 位: @yanoshin さん ( 3回 )

とのこと。ふーん。

以下、すべての結果です。

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デジハリ大学院:ロボットで作る未来〜Arduino講義(後半)レポート

7月2日デジタルハリウッド大学大学院の授業「ロボットで作る未来」でのマイコンボードArduino体験講義の2回目を終えました。

【過去のブログエントリー】

デジハリ大学院:ロボットで作る未来〜Arduino講義(前半)レポート

【告知】デジタルハリウッド大学大学院にてArduino体験の講師を務めます

前回はArduinoの基礎的な解説や、実習ではLEDの出力を変化させたり、スイッチや照度センサ(Cds)の値の変化に応じてLEDの点灯/消灯を制御する回路とソースコードを作ってもらいました。
今回はラジコンや歩行ロボットなどでも最近使われる機会が多い「サーボモータ」をマイコンで制御して動作させよう、という内容でした。

DCモータなどは工作模型やミニ四駆などで使われることが多くシンプルに使えるので見慣れていますが、サーボモータはあまり見る機会もなければ動作させた経験を持つ生徒さんも少なく。
サーボモータを回転させるために必要なPWM(パルス幅変調)と呼ばれる、電圧の上げ下げ出力をミリ秒単位でコントロールする手法について解説をしています。

また、実際にArduinoでそのPWM方式をどのように実装するのか(やってみるとわかるのですが、5行程度のコードでシンプルなPWMは実現できてしまいます)、ポテンショメータ(可変抵抗)をグリグリまわして得られる変化値を使ってサーボモータを望む角度まで回転させる実装方法などを実習で体験してもらいました。
最後には…、実はArduinoが標準で備えてるServo型を使えば、PWMなんて処理を書かなくても超簡単にサーボモータを好きな角度に回転させることができる、なんてオチも用意して…
前回とくらべて少し、複雑な内容だったかと思いますが、出席していた生徒さんはみなサンプル通りに動かすことができまして一安心。

本講座でのゲスト講師役は今回までですが、ぜひこれを機会にこれからも電子回路+マイコンにチャレンジしてもらえると嬉しく思います。

あ、一応また宣伝。電子工作やマイコンを勉強してみたいという方はぜひデジタルハリウッドに入学を!(大人も入学できます)

■講義資料(SlideShare)
http://www.slideshare.net/yanoshin/20130702-arduino
■サンプルソースや回路図・実体配線図などの資料
https://dl.dropboxusercontent.com/u/497312/0702/DHW0702_Resource.zip
■サンプル1:Arduinoでサーボモータを制御(PWMの実践)
http://www.youtube.com/watch?v=tlkcJziLS5Q
■サンプル2:Arduinoでサーボモータを制御(ポテンショメータの変化に応じて)
http://www.youtube.com/watch?v=v6CcObXEEs4

 

講義資料(SlideShare)

サンプル1の動画:Arduinoでサーボモータを制御(PWMの実践)

サンプル2の動画:Arduinoでサーボモータを制御(ポテンショメータの変化に応じて)