日記

デジハリ大学院:ロボットで作る未来〜Arduino講義(前半)レポート

先日告知していたデジタルハリウッド大学大学院の授業「ロボットで作る未来」にて、Arduino体験講義の1回目を終えました。
【告知】デジタルハリウッド大学大学院にてArduino体験の講師を務めます

ほとんどの生徒さんが「電子工作は初体験」とのことでしたが、用意したサンプル3つとも全員が完成できて、中には回路やソースコードを自分なりに改造してる人たちもいて、講師役だった自分も楽しめた1時間30分でした。
次回は来週、Arduinoを使ってサーボモーターを動かす実習に挑戦する予定です。
電子工作やマイコンを勉強してみたいという方はぜひデジタルハリウッドに入学を!(大人も入学できます)

当日の講義資料とサンプルはこちらです。

■講義資料(SlideShare)
http://www.slideshare.net/yanoshin/20130625-arduino

■サンプルソースや回路図・実体配線図などの資料
https://dl.dropboxusercontent.com/u/497312/0625/DHW0625_Resource.zip

■サンプル1:ArduinoでLEDを点滅制御する
http://www.youtube.com/watch?v=SC2ugljveb4

■サンプル2:スイッチによりLEDの点灯/消灯を制御する
http://www.youtube.com/watch?v=ULEufw8Enes

■サンプル3:照度(光)センサによりLEDの点灯/消灯を制御する
http://www.youtube.com/watch?v=OomfnzTR9zw

*ああっ〜、講義風景の写真撮っておけばよかった…

講義資料(SlideShare)

サンプル1の動画:ArduinoでLEDを点滅制御する

サンプル2の動画:スイッチによりLEDの点灯/消灯を制御する

サンプル3の動画:照度(光)センサによりLEDの点灯/消灯を制御する

【ご報告】「ニュースモーニングサテライト」に出演いたしました

昨日告知した「 【告知】テレビ東京「ニュース モーニングサテライト」に出演します。」の結果ご報告です。

本日のテレビ東京 ニュースモーニングサテライト内のコーナー「週刊MOE’Sリサーチ」に、個人で3Dプリンターを手に入れて使っている人として取り上げていただきました。

テレビ東京さんの番組公式サイトにもアーカイブ動画が公開されていましたので、よろしければご覧ください。僕の出演部分は3:19頃〜です。

【週刊MOE’Sリサーチ】拡大する3Dプリンター市場
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/nms/moesresearch/post_35843/

スクリーンショット_2013_02_22_10_26

ブログの更新わすれてたー

アッー!!

ブログの更新するの忘れてた。

っていうか、最近自分のブログの存在自体を忘れてた。毎日、ほとんどはTwitterとFacebookでこと足りてるしなあ。

しかも最後のエントリーって東日本大震災の前に書いたものですね、もう半年以上たってるじゃん。

なんか書こうかな。

Kinectセンサーを手に入れて、デモで遊んでみた

これすごいっす、すごいっす。
注文してた「Xbox 360 Kinect センサー」がとうとう届いて、早速遊んでみました。

http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20101201_410914.html
「Xbox 360 Kinect センサー」は、現在38カ国で販売されており、日本でも11月20日に発売され注目を集めていた。なにより、コントローラーを使用せずに体の動きを検知することでゲームをコントロールでき、より直感的なゲームプレイが楽しめる。

要するに三次元の動きを検出するセンサーコントローラー。本来はXbox360専用のはずなのですが、何故か(意図的に?)Kinectセンサーはその他のハードウェアでも認識できるとの情報があり、おもわず注文。
海の向こうのUSAでは既にPC/Mac OSX/Linux向けのKinect用デバイスドライバが有志で開発され、オープンソースで公開されているとのことで、さっそくOpenKinectというドライバ一式を入手して、デモプログラムで実験してみました。

今回試した環境は、Mac OSX(Mac Mini early 2009, SnowLeopard)。その他にもUbuntu(10.04)でも試していますが、OSXの方がスンナリと動作。
で、以下がデモで遊んでいる様子。縦横以外にも、奥行き(色で変化)も取得できていることがわかります。

うちの作業場がごちゃごちゃきたないのは、ご愛嬌。

その他にも、ブログやYoutubeなどで見つかるデモでこんなものが。

Think big, Act quick, Start small, Try hard, Enjoy all.

これ、ふと頭をよぎった言葉。
ただいま、夢のある、そして業界を一悶着させそうな新しい事業の起ち上げに取り組んでいて、これまでの自分が培ってきたインターネット分野やテクノロジー分野を超えた、実業(リアルを扱う事業)に及ぶことをやらかそうとしています。

そうすると、これまでの自分の経験やノウハウが通用しないハードルがたくさん現れてくるわけで、人材はどうする、どんな人材を雇うあるいは参画してもらうのが最適か、場所はどうする、オペレーションはどうする、流通はどうする、お客様サポートはどうする、十分な資本はどこから調達してくる、などなど、これまでの小資本でなんとかやりくり出来てたソフトウェア開発のお仕事とはまるで畑違いの悩み事がわんさか。
(とはいえ、ネットやIT技術はこの事業をブーストさせるためには必須なので、それは自分のアドバンテージ。)

悩みもがいている、というよりは、キャッキャと遊んでいるかのように取り組んでいるので傍から見れば「なんじゃこいつ」と言われても仕方がないけど、実際はいろんな事が頭をよぎったりして、思わず当初とは違う方向性に進んでいる自分に気がついて方向修正したり。

そんなときにふと、頭に思い浮かんだフレーズ。
最初の”Think Big”は、かのAppleのSteve Jobs御大が口にしてたワードだけど、その以下はそれに続けてスラスラと出てきた言葉。いつでも原点に戻れるように「これだけは忘れまい!」と心に留めておくべく、メモ。

Think big, …大きくものを考えろ
Act quick, …すぐに動け
Start small,  …小さく始めろ
Try hard,  …一生懸命やれ
Enjoy all. …全てを楽しめ

一つ一つの言葉には次のような想いが。

Think big,(大きくものを考えろ

物事に取り組むにはまず、極大化された理想の状態を考えるべし。その姿が一番シンプルでわかりやすくて、誰でも納得するくらいの説得力が無ければ、そこからディテールを掘り下げていっても無駄。枝葉末節のことを考えるのは後でもOK。「神は細部に宿る」なんて言った人がいるらしいけれど、細部の苦労が報われて美しい姿になるためには、必ずその上位の考えが美しい必要がある。


Act quick,(すぐに動け

その行動が必要だと分かっているならばすぐに行動すればいい。「いや、よく考えをまとめてから…」という綺麗好きな人がいるが、考えることが目的ならまだしも、実現することが目的ならばさっさと初動に移せばいい。色々考える必要があるのは「わからないから」であって、そんな自分が考えて予想した結果を行動で確認する作業なんてナンセンス。逆に行動すれば解決できることまでウンウン考えていると、数少ない本当に考えるべき事ことまで埋もれてしまって重要度が麻痺してしまう。


Start small,(小さく始めろ

自信家ならばいきなり大きく始めて(上手くいけば)成功するだろうけど、事業とはイチかバチかのギャンブルではないのだから、理想は追求しつつも「成功させる」という目的を確実に達成させるため、なるべく最初はミニマムで始めるべき。自分は神ではないのだから、途中、全てあるいは一部において自分が当初考えていた予想が食い違っていたときのための、それを改めて軌道修正できる余力が必ず必要。

Try hard,(一生懸命やれ

なにも説明する必要なし。


Enjoy all.(全てを楽しめ

面白いことばかりじゃない。(いや、本当は面白いことばっかりなんだけど)楽しい経験はまぁさておき、あっちこっちで動いていると反対意見も出るし、現実的な障害を見つけてしまったり、単に自分の利益だけを気にする人もいたり、気力体力的にも疲れてきたり、と。
それはどんなにメンタル・フィジカルに自信がある人であっても経験することでダメージはあるだろうけど、それもひっくるめて「すっげー楽しい経験をしてる。この体験を知らずに死んでられねえ(笑」くらい、ある意味自分という主人公をコントロールしている第三者の自分という視点で、全ての物語を楽しむことが最終的には良い結果につながるんじゃないかな、と。(予想)

ということで、メモでした。