【オトナコドモラボ】「キネクトセンサーであそぼう! 」に出演しました。

昨日なんですが、コバユー(@Coba-U)がメインパーソナリティのネット番組、オトナコドモラボに出演しましたのでご報告。

オトナコドモラボ「キネクトセンサーであそぼう!」(ゲスト:仁井谷正充、やのしん)

番組について
「オトナコドモラボ」は、オトナでいることにちょっとだけ疲れちゃったオトナのための、コドモゴコロ活性番組です。
メインパーソナリティのCoba-Uが様々なゲストと共に真面目に遊びに取り組みます。 毎週水曜日19:00放送。
http://codomolab.com

ゲストで一緒に出演している仁井谷さんは、広島発のゲーム会社 コンパイルの元社長さんで、あの「ぷよぷよ」などのゲームで一世を風靡したすごい人です。
「僕との関係は?」と聞かれると、番組でも紹介しましたが「小学生時代に、よく会社に遊びに行ってゲーム遊ばせてもらったおっちゃん」の一言…

数ヶ月前、約20年ぶりに再会して気がついたのは、あの当時、子供ながらに見ていたマンションの一室でお兄さんたちが黙々とソフトウェアや基板に囲まれて黙々と作っていた環境はまさしくベンチャーで、あれが「会社だ」という基準になってたことかなあ、ということ。

親が独立事業主だったことも影響してるだろうけど、あの当時のコンパイル社のまさに「マンションの部屋にギュウギュウ詰め」な環境で、20代くらいのお兄ちゃんが楽しそうに仕事してるところをみて、「会社ってこんなところなんだー!」と誤解(?)して育ったところがございます。

で、今回はマイクロソフト社が発売したKinect(キネクト)という三次元センサーをテーマに、その紹介と、コバユー&仁井谷社長と一緒に遊ぼう!という内容になっています。ぜひご覧ください。

Video streaming by Ustream

[告知]Kinectセンサをハックした事例などを発信するKinectHacks.JPをリリースしました。(日・英)

巷で(ギークだけ?)話題沸騰中のMicrosoft Kinectを使ったハック情報や、技術情報を収集するためのブログメディアをリリースしました。
海外からの情報を紹介する他、日本からのKinectを使った色々なデモも発信していきたいと思います。

ついでに、作ってみたデモや公開されているコードなんかも集約したいなあ。

Kinect Hacks.JP (日本語)
http://kinecthacks.jp/

(英語版)
http://kinecthacks.jp/?lang=en

Twitterアカウント:KinectHacks.JP

[参考] KinectHaks.net (Special Thanks! we are inspired by them)
http://kinecthacks.net/

Kinectセンサーを手に入れて、デモで遊んでみた

これすごいっす、すごいっす。
注文してた「Xbox 360 Kinect センサー」がとうとう届いて、早速遊んでみました。

http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20101201_410914.html
「Xbox 360 Kinect センサー」は、現在38カ国で販売されており、日本でも11月20日に発売され注目を集めていた。なにより、コントローラーを使用せずに体の動きを検知することでゲームをコントロールでき、より直感的なゲームプレイが楽しめる。

要するに三次元の動きを検出するセンサーコントローラー。本来はXbox360専用のはずなのですが、何故か(意図的に?)Kinectセンサーはその他のハードウェアでも認識できるとの情報があり、おもわず注文。
海の向こうのUSAでは既にPC/Mac OSX/Linux向けのKinect用デバイスドライバが有志で開発され、オープンソースで公開されているとのことで、さっそくOpenKinectというドライバ一式を入手して、デモプログラムで実験してみました。

今回試した環境は、Mac OSX(Mac Mini early 2009, SnowLeopard)。その他にもUbuntu(10.04)でも試していますが、OSXの方がスンナリと動作。
で、以下がデモで遊んでいる様子。縦横以外にも、奥行き(色で変化)も取得できていることがわかります。

うちの作業場がごちゃごちゃきたないのは、ご愛嬌。

その他にも、ブログやYoutubeなどで見つかるデモでこんなものが。

Think big, Act quick, Start small, Try hard, Enjoy all.

これ、ふと頭をよぎった言葉。
ただいま、夢のある、そして業界を一悶着させそうな新しい事業の起ち上げに取り組んでいて、これまでの自分が培ってきたインターネット分野やテクノロジー分野を超えた、実業(リアルを扱う事業)に及ぶことをやらかそうとしています。

そうすると、これまでの自分の経験やノウハウが通用しないハードルがたくさん現れてくるわけで、人材はどうする、どんな人材を雇うあるいは参画してもらうのが最適か、場所はどうする、オペレーションはどうする、流通はどうする、お客様サポートはどうする、十分な資本はどこから調達してくる、などなど、これまでの小資本でなんとかやりくり出来てたソフトウェア開発のお仕事とはまるで畑違いの悩み事がわんさか。
(とはいえ、ネットやIT技術はこの事業をブーストさせるためには必須なので、それは自分のアドバンテージ。)

悩みもがいている、というよりは、キャッキャと遊んでいるかのように取り組んでいるので傍から見れば「なんじゃこいつ」と言われても仕方がないけど、実際はいろんな事が頭をよぎったりして、思わず当初とは違う方向性に進んでいる自分に気がついて方向修正したり。

そんなときにふと、頭に思い浮かんだフレーズ。
最初の”Think Big”は、かのAppleのSteve Jobs御大が口にしてたワードだけど、その以下はそれに続けてスラスラと出てきた言葉。いつでも原点に戻れるように「これだけは忘れまい!」と心に留めておくべく、メモ。

Think big, …大きくものを考えろ
Act quick, …すぐに動け
Start small,  …小さく始めろ
Try hard,  …一生懸命やれ
Enjoy all. …全てを楽しめ

一つ一つの言葉には次のような想いが。

Think big,(大きくものを考えろ

物事に取り組むにはまず、極大化された理想の状態を考えるべし。その姿が一番シンプルでわかりやすくて、誰でも納得するくらいの説得力が無ければ、そこからディテールを掘り下げていっても無駄。枝葉末節のことを考えるのは後でもOK。「神は細部に宿る」なんて言った人がいるらしいけれど、細部の苦労が報われて美しい姿になるためには、必ずその上位の考えが美しい必要がある。


Act quick,(すぐに動け

その行動が必要だと分かっているならばすぐに行動すればいい。「いや、よく考えをまとめてから…」という綺麗好きな人がいるが、考えることが目的ならまだしも、実現することが目的ならばさっさと初動に移せばいい。色々考える必要があるのは「わからないから」であって、そんな自分が考えて予想した結果を行動で確認する作業なんてナンセンス。逆に行動すれば解決できることまでウンウン考えていると、数少ない本当に考えるべき事ことまで埋もれてしまって重要度が麻痺してしまう。


Start small,(小さく始めろ

自信家ならばいきなり大きく始めて(上手くいけば)成功するだろうけど、事業とはイチかバチかのギャンブルではないのだから、理想は追求しつつも「成功させる」という目的を確実に達成させるため、なるべく最初はミニマムで始めるべき。自分は神ではないのだから、途中、全てあるいは一部において自分が当初考えていた予想が食い違っていたときのための、それを改めて軌道修正できる余力が必ず必要。

Try hard,(一生懸命やれ

なにも説明する必要なし。


Enjoy all.(全てを楽しめ

面白いことばかりじゃない。(いや、本当は面白いことばっかりなんだけど)楽しい経験はまぁさておき、あっちこっちで動いていると反対意見も出るし、現実的な障害を見つけてしまったり、単に自分の利益だけを気にする人もいたり、気力体力的にも疲れてきたり、と。
それはどんなにメンタル・フィジカルに自信がある人であっても経験することでダメージはあるだろうけど、それもひっくるめて「すっげー楽しい経験をしてる。この体験を知らずに死んでられねえ(笑」くらい、ある意味自分という主人公をコントロールしている第三者の自分という視点で、全ての物語を楽しむことが最終的には良い結果につながるんじゃないかな、と。(予想)

ということで、メモでした。

新型Apple TVを買った

今月、11月11日にとうとう日本でも発売開始したApple TVを買いました。将来、絶対に一般的になると考える「ネットワークTV」を我が家も導入。

なんだミーハーな奴め、と思われるでしょう。はい、あなた正解です。まあ、色々と思うところがあってね。

アップル、新型「Apple TV」を国内発売

アップルは11日、日本の「iTunes Store」における映画コンテンツの提供開始にあわせ、テレビに接続するネットワーク端末「Apple TV」を今週発売すると発表した。価格は8,800円。
(略)
写真共有サービスの閲覧機能も備え、「Flickr」や「MobileMe」上の画像をテレビで閲覧できる。スライドショー再生時は iTunesライブラリの楽曲をBGMにすることも可能で、操作は付属のワイヤレスリモコンもしくは「Remote」アプリをインストールしたiOS端末から行なえる。また、「YouTube」上の動画も再生可能。

今回国内発売するApple TVは、米国で9月末に発売した製品。米国のiTunes Storeでは映画やCMのないテレビ番組を99セントでレンタル配信するサービスを開始している。日本では11日から映画コンテンツの販売およびレンタルを開始し、購入価格は新作が2,500円、旧作および準新作が2,000円。レンタル価格は新作が400円から、旧作300円から(価格はいずれもHD 画質)。

アッフ?ル - Apple TV - HD画質の映画をレンタル。コンテンツをストリーミンク?。他にもいろいろ。

iPhoneもiPadもその他も、目新しいものはすぐに自分で体験しておかなきゃ自分なりの意見も生まれないだろう、というスタンスで、根底には自分がそれを好きだから、仕事の一環だからと理由も当然あるのですが、今回はもうひとつ重要な理由が。

それは、我が家に今年生まれた長男けんたろうには、物心つく頃からこういう次世代=彼らの時代にはスタンダードになるものに自然と触れて育って欲しいから。

Apple TVの発売を聞いて、色んな側面から思うことがあって、特に思うのは「日本国内で作られた海外言語のコンテンツではなく、生の言語で触れて欲しい」ということ。
英語や中国語やヨーロッパ各国の言語を直接見聴きして育つには従来のメディアでは無理、かといって国外に出て現地で生活するというのも現実的ではない。

日本にいても、なるべく多種多様な友達と友人関係を作って多くのカルチャーを身につけて育って欲しいという想いがあって、とはいえ多くの時間は家で過ごすことを考えると、家の中でも多種多様な刺激を受けられる仕組みが欲しい、と。
じゃ、PCやiPadを子供の頃から使えばいいじゃん」という考えもあるけど、それよりもっと子供が馴染みやすい道具はやっぱり「テレビ」だと思ってます。家の真ん中に置いてある「家族のコミュニケーションツール」でもあるし。
ネットワークTVで国境を超えて自由にコンテンツにアクセスすることが当たり前の環境で育ってくれれば、絶対子供にとっても将来の何かの材料になるはずだし、親としてはその得られる情報の全てを鵜呑みにするのではなく取捨選択する方法をサポートしたい、と。

また、自分が子供の頃に当時稀有な「8bitパソコン」というものを与えてもらって育ったおかげで、その後に来るコンピュータ社会から現在のネットワーク社会がどんなにワクワクする時代なのか、その実現が与えるインパクトを理屈じゃなく肌感覚で当然のごとく理解できて育ったことが、感謝し尽くせないことであり自分の将来にどれだけ多大な影響を与えたことかを実感している身としては、自分の子供にもできるかぎり彼らの時代の当たり前になる価値観に早い段階で触れて、自分でその善し悪しを判断できる猶予を手に入れて欲しい、またそれをきっかけに大人になるまでに好奇心の振れ幅を拡げておいて欲しい、と。

とか言いつつも、むしろ自分が「やれ、新作映画だ、アメリカのドラマだ、ネットのコンテンツだ、音楽だ」と楽しんで使ってそうな予感も少々…

ちょっと気になるのは、Apple TVが持ってるポテンシャルに気付いているのか気付いていないのか、テレビなどが一切新型Apple TVの発売について報じないこと。MacBook Airの時はニュースにしてたくせに。
やはり、自分たちの領域が危うくなってしまうものは触れないつもりですな。